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【地域の日常に飛び込もう!】SEKAI HOTEL Takaokaに宿泊しました

「ORDINARY-旅先の日常に飛び込もう-」というコンセプトのもと、富山県と大阪府にホテルを展開するSEKAI HOTEL(セカイホテル)を知っていますか?

ホテル外観のロゴ

SEKAI HOTEL Takaokaについて

パスポートを模したカードキーのケース

富山県高岡市のSEKAI HOTEL Takaokaは、2022年12月23日にオープンしました。
高岡で出会えるあらゆるブルーからのインスピレーションで合言葉を「やわやわブルー」とし、短い時間でも高岡の街をグッと身近に感じられる滞在を提案しています。

(以降、高岡市中心街を指して「高岡」と表記します。)

富山弁「やわやわ」

朝のSEKAI HOTEL Takaokaのエントランス兼ラウンジの入り口

富山弁で「やわやわ」とは「ゆっくり」を意味します。

富山県黒部市出身の私は、このことばの意味をすぐには答えられませんでした。なぜなら、それくらい県民の日常に溶け込み、普段当たり前に使っていることばだからです。
「やわやわは、やわやわじゃん!」という気持ちになります。

やわやわと色を組み合わせるこの発想に、新鮮な驚きを覚えました。やわやわブルーは、聞けば聞くほど耳に馴染み、自分のものとしたくなるような言葉です。

やわやわブルー

フロントでは、好きな“ブルー”を選ぶ簡単なワーク

続いては、SEKAI HOTEL Takaokaの滞在で出会えるやわやわブルーの数々をご紹介していきます。

まずは、高岡青銅のブルーです。

高岡に根付く伝統工芸品として、高岡青銅が挙げられます。青銅とは銅を主成分とする合金ことで、高岡で作られる青銅を「高岡青銅」と呼びます。
「富山県 高岡 観光」で検索すると必ずヒットする高岡大仏も、高岡青銅で作られていて、青銅は工業と観光の両面から高岡を支える伝統工芸品です。

続いては、ドラえもんのブルーです。

高岡は、ドラえもんの生みの親 藤子・F・不二雄先生のふるさととしても知られています。
高岡駅から徒歩20分ほどの場所にある「高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」は、先生のファンが聖地巡礼として必ず訪れる人気スポットです。

鮮やかなブルーとかわいいフォルム、大きな口の口角が上がったドラえもんは、ファンではなくてもつい気になる存在でしょう。何でも出せるポケットも忘れてはいけませんね。

選んだ“ブルー”のカード

高岡の街に出向かなくても、SEKAI HOTEL Takaokaのラウンジで出会えるのがは、クリームソーダのブルーです。

SEKAI HOTEL Takaokaは、フロント兼ラウンジを1階に設けています。ラウンジは宿泊者以外も利用可能です。
ダイナミックな配置のインテリアが洗練された印象のラウンジでは、クリームソーダやコーヒーなどのドリンクがいただけます。一般的なカフェの価格と大きく差はなく、オシャレ空間でのカフェ活をコスパよく叶えられる点でとてもおすすめです。
ラウンジを利用した際は、ぜひクリームソーダを注文してみてくださいね。

その他にも空や海、立山連峰のブルーなど、富山観光・高岡観光やSEKAI HOTEL Takaokaでの滞在を通して、さまざまなやわやわブルーに出会うことができます。

「あ!ここにもブルーがある!」と、心の中で1人で思うもよし、友人と一緒に盛り上がるもよしです。
ひとつ旅の目的を提案してもらえると、何気ない時間もより好奇心を刺激し、探究心を高める有意義なものになるという新しい気づきがありました。

SEKAI HOTEL Takaokaのサービスと客室

ミニマルなサービス

チェックイン時はスタッフが対応

先にお伝えしておくと、SEKAI HOTEL Takaokaはとてもミニマルなオペレーションのホテルです。客室には最低限のアメニティが用意されているのみのため、歯ブラシやクレンジング、パジャマなどを持参する必要があります。

とはいえ、スタッフがフロントでのコンセプトの説明や、客室への案内をしてくれるなど、ポイントポイントで心温まるサービスが受けられます。現代の人々に寄り添ったサービスを取捨選択して提供しているように感じられました。

今回、私たちは最もコンパクトなお部屋に宿泊しました。

土日の宿泊で1泊22,000円(以降全て税込価格・2人合わせた価格)
旅行者支援割引適用で3割引きほどになり、支払った金額は【17,600円】でした。
これに、滞在をまたぐ2日間のみ利用できるとやマネー2,000円分がついてきます。

※価格は常に変動します。また、割引サービスにも変更がある場合があります。
現金またはクレジットカードでの支払いが可能です。

お水やおつまみ、充電器やくしなども持参すると、よりSEKAI HOTEL Takaokaでの滞在時間を楽しめるのではないでしょうか。

専用の駐車場はありません。週末の夜に到着したところ、近隣の有料駐車場が空いていなくて探すのにとても苦労したので、公共交通機関で訪れるのが無難です。

コンパクトな客室

ここからは、SEKAI HOTEL Takaokaのコンパクトで美しい客室を、たっぷりの写真と共にご紹介します。

客室【Standard:2名定員】の基本的な設備と備品
■シングルベッド2台
■テレビ
■トイレ、シャワー(湯船なし)
■シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ
■ハンドソープ、コップ
■ヘアドライヤー
■ハンガー2本
■電気ポット
■冷蔵庫(冷えた状態)

建物の2階以上が客室になっています。

建物の正面向かって左側が客室フロアへの入り口

2階フロアへと続く階段には、かつて文苑堂書店であったことを匂わせる文字が。

非日常への扉を開く階段

真っ白で清潔感があるスペースに、観葉植物のグリーンと、部屋番号のプレートのブルーがさりげなく主張をします。

客室フロア

客室へは、2枚渡されるカードきーをかざさなければ入れなくなっていて、セキュリティ面にも配慮されています。

写真に収めたくなるカードキー

客室に入るまでの供用スペースには、お手洗いとシャワールーム、洗面台が設置されています。
一緒に泊まったお相手がお手洗いやシャワーを使っている間に利用すれば、効率よく済ませられそうです。時間がない人はぜひ活用してみてください。

ホワイト×ベージュ×ブルーで仕上げたトーン

【Standard:2名定員】の客室に入るとまず目に留まるのは、やわやわブルーのカーテンと曲線美がかわいらしい洗面台です。

曲線美がかわいらしい洗面台にうっとり

洗面台の反対側には2台のシングルベッド、壁には大きなテレビが設置されています。

ベッドスペース

ベッドの間のスペースに足を置くと、床暖房になっていることに気づきました。冬はとても寒くなる高岡の滞在にもってこいの嬉しい機能です。

かためベッド

洗面台の下のスペースには、冷蔵庫とヘアドライヤーなどが収納されています。
ドライヤーは、マットですっきりとしたデザインに定評があるサロニア製のものでした。

必要最小限の設備と備品

客室によって反転する場合があるかもしれませんが、洗面台向かって右隣のドアを開けるとトイレが、その奥にはシャワールームがあります。
水圧に問題はなく、快適に使えました。

シャワルーム

お部屋はベッドと洗面台があるだけのミニマルなスペースのため、長期滞在というよりは短期滞在をする人や、地元旅をする宿泊者に向いているホテルといえるでしょう。

公式Instagramを真似して撮影した映えショット

今回宿泊した【Standard:2名定員】はかなり狭めでしたが、インテリアのデザインやトーンが軽い印象で、窮屈な感じはなく宿泊できました。
窓が開かないので空気の入れ替えができないため、香りの強い食事などはやめておいたほうがいいかもしれません。

SEKAI HOTEL Takaokaの利用方法

宿泊予約方法

夜の商店街に浮かび上がるSEKAI HOTEL Takaoka

SEKAI HOTEL Takaokaは公式ホームページから予約をすることができます。365日営業している訳ではありませんので、お気をつけくださいませ。

アクセス方法

「高岡駅」到着後、北側の出口に向かいます。
駅前の複雑にクロスした交差点を渡って、「高岡駅前」の交差点を西側に向かって真っ直ぐむと、右手に見えてくるでしょう。高岡駅からは約4分です。

新幹線を利用する場合は「新高岡駅」に到着します。新高岡駅より車で10分で到着します。新高岡駅からJR城端線で高岡駅まで到達し、そこから徒歩で向かう方法もあります。

【詳細】SEKAI HOTEL Takaoka
住所:933-0023 富山県高岡市末広町40
電話:0766-30-3791
休館日:水曜・木曜
チェックイン/チェックアウト時間:15:00-22:00/10:00
カフェメニュー提供時間:13:00〜22:00

まとめ

SEKAI HOTEL Takaokaは、やわやわブルーの合言葉、スタッフとのコミュニケーション、選び抜かれたサービスがとても素敵なホテルだと感じました。

記事内に書き忘れてしまいましたが、SEKAI HOTEL Takaokaの滞在中は、商店街の提携飲食店でドリンク無料サービスや割引サービスが受けられます。
食べ歩きやディナーを高岡で楽しもうと思っているなら、先にチェックインを済ませると、街歩きをさらに楽しめるでしょう。

他の客室や、大阪のSEKAI HOTELにも機会を見つけて宿泊してみたいです!引き続きレポートしていきます。

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