漫画「僕の妻は発達障害」を描いたきっかけのお話。(その1:発達障害編)
こんにちは。ナナトエリです。
夫の亀山聡と、細々と漫画家をしています。
今回は、月刊コミックバンチに連載中の『僕の妻は発達障害』を描いたきっかけのお話を「簡単に」してみます。
2017年。ナナトに発達障害がわかりました。
この時すでに夫、亀山聡と既婚。
正直のところ…ずっと自分を普通の人だと思っていたので、ショックで1年程何も手につきませんでした。
その頃、発達障害の皆さまが集まるとあるカフェにもお邪魔しました。
私のことを、とても温かく迎え入れて下さり、楽しくお話しましたが、
私が既婚な事には、少し心配そうにされてしまいました。
<「僕つま」は発達障害の妻、知花と、障害の無い夫、悟の物語です。>
「離婚してしまう人が多い」
「子供を育てられないことがある」
「そもそも相手を見つけるのが難しい」
色々なお話を伺いました。
みんながみんなそうではないのでしょう。
しかし、その不安はよくわかる気がしました。
当時私たち夫婦も喧嘩が多く、噛み合わないと感じることがよくありました。
うまくいっていなくても、折角出会ったのだから一緒にいたい。
なんじゃこりゃ、知花のイメージ絵が綺麗すぎて…恥ずかしい!!
いや、現実はこんなに綺麗じゃないんですが……漫画っていいですね。
私たちは、発達障害の特性を自分たちなりに調べ、できることとできないことを考えながら、工夫を始めました。
一般的な夫婦にはなれないかもしれない。
でも、私たちなりの幸せの形は作れるかもしれない。
今は細々とですが、自分たちなりの生活ができるようになりました。
喧嘩も今ではほとんどしません。(勿論たまにはしますよ)
「僕の妻は発達障害」には、そんな凸凹夫婦の、素朴で小さな幸せの形が描かれています。
これから結婚を考えている皆さま
今、結婚生活が少し大変な皆さま
発達障害に関わる多くの皆さまに読んでいただきたいです。
(↓試し読みできます)
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