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環境をテーマに対談、お願いしました
「柄谷行人『力と交換様式』を読む」を読んでます。
「え、そんなことも知らないの?」ということになるのかもなのですが、歯が立たずに諦めたのを素直に認めます。20代初め、ぜんっぜん、分からなかった。知らなくても困らなかったので、そのまま過ぎること数十年。
國分先生の文章を読んでたら、この本にたどり着いた。おお、これだったら理解できそうなんじゃない? 國分氏も斎藤幸平氏も登場してるし! と思って買っておいて忘れてた。そんでもって、昨日、「精神の生態学へ」の読書会で柄谷行人の話になり、ああ、そういえば何か買ってあったなぁと思って引っ張り出して(ってkindleだけど)きたのがこれ。
そんで、読み始めたら。あら! って。ニシイさんのご指摘の通り、4つの象限を想定して語るっていう語り口が同じじゃないの! そんでもって第4象限Dがない! っていう方策も同じダァと、なんだか嬉しかった。
さて、前回「グリーフと哲学の夜」と称してお願いした講演会に続き、グリコの森さんと9月28日(木)、午後7時からカフェスローで高崎経済大学学長、水口剛先生と國分先生との対談を企画しています。多分、3000円。ワンドリンク付き。「柄谷行人の『力と交換様式』を読む」とも無関係ではないテーマだけど、もっと、ぐぐっと日々の環境問題との関わりについて語っていただきたいなぁと。お二人は小平の都道の問題に深くかかわっていらっしゃる。
ジョアンナ・メイシーにぞっこんな私としては、「こんなに大変な状況だ!」ということに目を向けて、グリーフを感じ取るからこそ「なんとかしなくちゃ!」という動きが生じるという考え方に深く同意しているので、大御所たちが「環境をテーマに語る」という場面が増えていくことに、とても意味があると思っている。グリーフと絶望と愛、地球の問題と哲学とグリーフはむっちゃつながってる気がするのだよね。
近日、peatixで公開しますので、みなさまぜひ、いらしてください。