久しぶりに流した涙
今朝、仕事へ向かう車の中、
昨日の仕事を振り返ってみた。
◆
小さなワークショップを設計した。
パネラーさんの依頼や進行スケジュールの作成、
参加者と主催者の垣根の設定。
その場に集う立場が異なるメンバー全員の
着地点を細かく計算して、
事前のミーティングでプレイヤーの
モチベーションを統一。
一切数値化されないこの仕事が
どれくらい大切なのか。ということを
ひどく体感することになった。
俯瞰することと役割分担と、共通認識。
文章にするとたった1行になるこの作業が
ものすごいコミュニケーション量と
かなりの時間と労力と
こちらの面も数値化することはできそうにない
疲労感と、孤独感が伴うものだった。
◆
ワークショップは大成功に終わり、
その盛況ぶりがあらゆるコメントや
メッセージに表れていた。
「答え」を教える・伝えるワークショップではなく、
次のアクションを起こすワークショップを創り上げることの
醍醐味を体験させてもらったように想う。
ここまで来るのに5年間、
私の話を聞いてくれたり、
想いを共有してくれたり、
一緒に考えてくれたり、
演出を理解してプレイヤーになってくれたり、
有難いことの連続で成り立った時間になった
今回の貴重な体験を私はきっと忘れないと思う。
魂の削り方で、やっぱり結果はかわってくるのだとも思った。
◆
そんな環境に身を置かせていただいてることに、
感謝しかなく、今朝は涙が溢れてきた。
まだ始まったばかりのプロジェクトで
当初の構想から日に日に壮大になっていくものに
私自身がついていけるのかどうか。と
少し不安になることもあるけれど
たぶん、この仕事は地球上に私しかできない仕事だ。
と都度感じるものだから、もはや私の使命なのだろう。
明日はどんな風が吹くかはわからないけれど、
明日も全力で魂を削りながら
地球に貢献したいと私は思う。
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久しぶりに流した涙が、
感謝に溢れる嬉し涙で、
私はまた。その境遇に感謝が溢れた。
今日も私は世界に生かされている。