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久しぶりに流した涙

今朝、仕事へ向かう車の中、
昨日の仕事を振り返ってみた。



小さなワークショップを設計した。
パネラーさんの依頼や進行スケジュールの作成、
参加者と主催者の垣根の設定。
その場に集う立場が異なるメンバー全員の
着地点を細かく計算して、
事前のミーティングでプレイヤーの
モチベーションを統一。

一切数値化されないこの仕事が
どれくらい大切なのか。ということを
ひどく体感することになった。

俯瞰することと役割分担と、共通認識。
文章にするとたった1行になるこの作業が
ものすごいコミュニケーション量と
かなりの時間と労力と
こちらの面も数値化することはできそうにない
疲労感と、孤独感が伴うものだった。



ワークショップは大成功に終わり、
その盛況ぶりがあらゆるコメントや
メッセージに表れていた。

「答え」を教える・伝えるワークショップではなく、
次のアクションを起こすワークショップを創り上げることの
醍醐味を体験させてもらったように想う。


ここまで来るのに5年間、
私の話を聞いてくれたり、
想いを共有してくれたり、
一緒に考えてくれたり、
演出を理解してプレイヤーになってくれたり、
有難いことの連続で成り立った時間になった
今回の貴重な体験を私はきっと忘れないと思う。

魂の削り方で、やっぱり結果はかわってくるのだとも思った。



そんな環境に身を置かせていただいてることに、
感謝しかなく、今朝は涙が溢れてきた。

まだ始まったばかりのプロジェクトで
当初の構想から日に日に壮大になっていくものに
私自身がついていけるのかどうか。と
少し不安になることもあるけれど
たぶん、この仕事は地球上に私しかできない仕事だ。
と都度感じるものだから、もはや私の使命なのだろう。



明日はどんな風が吹くかはわからないけれど、
明日も全力で魂を削りながら
地球に貢献したいと私は思う。



久しぶりに流した涙が、
感謝に溢れる嬉し涙で、
私はまた。その境遇に感謝が溢れた。
今日も私は世界に生かされている。


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