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【激闘】1時間の面接に向けた1ヶ月

キャリアコンサルタントのななまる😊です!

今回の記事については三連休(9/14~9/16)の間に書くと決めていたので、少し渋々なりながらも自分との約束を守る意味も込めて書いています笑。

すみません。早速、自分との約束を破りました笑。
疲れが溜まっていたので自分に許しを与えることを優先しました。
自分との約束を守ることも大事ですが、それ以上に"健康"が一番大切です。

転職活動の投稿は7月20日から遠ざかっていましたが、活動自体は行っていました。そして、私の中で一つの区切りが付いたのでこのタイミングで振り返りをしていきたいと思います。



企業様と面談することが決まる

元々は、
ゴールを2025年3月にシフトして、「急がば回れ」の精神で自分のペースで転職活動を進めようとしていました。初陣の選考を通して、転職活動自体について知る必要があると思ったからです。森田昇さんの著書:「転職の技法」を拝読し、「Can」について考えようと漠然と計画していました。

しかし、
8月のお盆前に
あることがきっかけで、企業の採用担当者と面談をすることになりました。
元々知っていた企業でもあったので、「面談に向けて頑張ろう」と思っていました。

同時に「良いチャンスをいただいた」とも思っていました。
前回の投稿以降、色々と諸事情があり転職活動に時間を割くことが出来ていませんでした。

予期せぬ面談でしたが、このままズルズルと時が経つことだけは避けたかったので、"プランドパプンスタンス"だと思い準備をして臨もうと考えていました。


キャリアコンサルティングを受ける

私が転職活動を進めていく上での一貫した問題として、
「自己PRのフレーズ」と「実際にエピソード・文章」の"不一致さ"から、自分の中で納得感が持てないことがありました。

そのため、この問題をどうにかしたいと思っていました。
しかし、1年前から散々考えてきたこともあり行き詰まりも感じていました。

そこで自分がキャリアコンサルティングを受けようという発想になります。
以前、別記事で「私がキャリアコンサルティングを受ける理由」について書かせていただきましたが、第三者から"盲点の窓"で見ていただくことで、何かしらの気づきを得たいという気持ちがありました。

早速、X(旧Twitter)で投稿したところ、本当に有難いことに複数の方からメッセージをいただきキャリアコンサルティング(雑談も交えながら笑)を毎週のように受けました。

キャリアコンサルティングを受ける中で、
『言語化力』『具体化力』『不足を補う力』『向上力』『自己改善能力』…など
私が今まで言葉にしたことがなかったフレーズがたくさん出てきました。

そして、意外にも個人的にビックリしたのが、
『ななまるさんは情熱がある』『エネルギーが溢れている』という言葉。

"情熱"や"エネルギー"といった言葉とは、スポーツ以外では無縁と思っていたので新鮮さがありました。そして連鎖は重なり、養成校の方からも「熱意」という言葉をいただき、職場の方からは「熱心」という言葉をいただきました。私は『赤色』な人間なのかもしれません。


ヒストリーの箇条書き

キャリアコンサルティングを受けながら同時並行で進めたのが、ヒストリーの箇条書きです。
幼少期から今まで生きてきた人生の中で、心に残っている出来事と心情をひたすら書き出すというものです。

実は、2023年4月(転職活動開始)に一度書き出してはいましたので、
今回は見直すと同時に新たに思い出したことを追加する作業を行いました。
(モチベーショングラフの作成は以前行っていたので割愛しました)

このひたすら眠くなりそうなダルい作業は、自分のキャリアストーリーを『線』にしていくための素材集めです。1つ1つの出来事は『点』に過ぎませんが、繋がりを見つけ出した時は『大きな線』となり、自分に対しての納得感と決断する勇気を与えてくれます。

1週間ほど(8/21〜8/29)、ひたすら付け加えをおこなっていました。
重要なところは太字にしたり赤文字に変更したりしました。
寝ている時に夢でたくさんの方々にお会いして楽しかったです笑。

結果、
箇条書きにも関わらず18,000文字を超える大作が出来上がりました笑。
数年前に自分史を作成した時は全体で18,000文字程度だったので、いま作成するととんでもないことになりそうな気がしています。。。


キャリアストーリーの整理

ヒストリーの箇条書きを持ってして、転職活動と今後のWill(将来・これから)についてのキャリアストーリーを整理していきました。

まずは、就職活動から現在までの軌跡
・現職に決めた時の思い
・内定期間に学生支援(40人×3回ずつの面談)を行なってきた時に感じたこと
・社会人になった時のリアリティショック
・少しずつ実績を上げることができるようになってきたこと
・職種が変わり戸惑いながらも適応させたこと・・・・

そして、今後のWill(将来・これから)
・どこで何をしたいのか?
・そのためにどのようなことが必要なのか?

その後に、転職理由
・与えたい価値、スタンス
・現職のキャリア、自分が今後歩みたいキャリア
・Lifeの部分

3つの項目を合わせ
今後のWill(将来・これから)に向けて、このような図を作成しました。

ななまる作

【長期】
<大学のキャリアセンター(業務委託)>
・最終的に大学のキャリアセンターで働きたい(週2ぐらいでぬくぬくと)
・自分が変わるきっかけを与えてくれた場所
・内定期間に後輩たちとキャリア面談をするのが楽しかった
・定年後に、学生に元気をいただきながら働きたい(私のキャリコンの先生が学生支援の話を楽しそうにしていた)
・ただ、今は社会に揉まれたい気持ちもある

【成果】
<①:若者のキャリアコンサルティングの実務経験=実績>
・業務委託契約を勝ち取るために実績を出す
・実務を経験することで、若者独自の課題への理解を深め、問いかけの幅や質を深める
<②:人との繋がり、関係者の理解を得る>
・自分自身がやりたいこと・できることを関係者に知って理解いただく
・アンテナを高く張っておく
・職に就くことに対する、家族・周りの関係者の理解
<③:経済的自立(サイドFIRE状態)>
・収入減となっても生きていけるような状況・環境を作っておく
・子供の大学卒業、老後の生活が担保される程度

【行動】
<①:若者の現状や課題、環境の理解>
・正確には1人1人異なるが、傾向を知ることでアプローチ方法を考えやすくなる
・学生のうちにあらかじめ考える機会を提供することで、余計な失敗をしなくて良くなる。より良い人生を早く歩める。
<②:業界理解>
・就職活動・進路選択の際に、より広く可能性や解決方法を考えていきたい
<③:労働市場(転職)>
・現在は転職が当たり前の時代になり、自分自身も考えるようになった
・自分自身が転職していないと説得力に欠けるとも思っている
・自分自身が経験することで伝えられることもある
<④:キャリアコンサルティングのスキル>
・キャリア理論を活用した支援を行うことで、より納得性を高める
<⑤:自分自身の経験>
・自分自身がライフイベント(結婚・出産・育児など)の経験をする
・仕事面ではマネジメントを出来ると経験としては良い

【目標設定】
<内発的動機付け:やりたいこと>
・自律的なキャリア意思決定を支援する
・「自分で考え、自分で決める」の支援
・一歩踏み出したいけど、しがらみがあり踏み出せない人の支援
<外部環境>
・自分のやりたいことが肯定されている環境の時に、私はモチベーションが上がる
<キャリアコンサルティングの6分野>
・目標設定、行動、成長、長期に向かっていくために理解を深める
・グルグルとサイクルを回し続ける


企業様と面談、そして面接へ

上記の作業が終了、ひとまず職務経歴書を修正して面談に臨みました。

人材系の企業様だったので、サービスを事前に受けて内容を理解したり、HPで資料を確認したりして、仕事理解にも努めました。実際にサービス受ける立場でしたが、私自身もキャリアコンサルタントの資格を保有している身として企業様の振る舞いから得られた学びもありました。

面談は終始カジュアルな感じでした。
終了後に面接に進むか聞かれたため、面接を受けることにしました。


職務経歴書のブラッシュアップ

面接を受けるに際し、企業様からは職務経歴書の提出を求められました。
職務経歴書は、これまで転職エージェントさんに何度か添削をしていただきましたが、自分の中で納得いく書類には程遠い状態でした。

正直、職務経歴書の書き方から理解していませんでした。
とりあえずエージェントさんからいただいたフォーマットに埋め込んで添削依頼。特に書き方については言われず、エントリーするよう促す方が多かったです。

私個人としては、
どこかで職務経歴書はバシッとしないといけないと思っていたので、今回の提出をトリガーにブラッシュアップしようと考えました。

そこで、プロに相談です。
転職エージェントではなく、中立的な立場でアドバイスをいただけるキャリアコンサルタントの方(転職エージェント経験あり)へ職務経歴書の添削を依頼しました。

そしたら、もうビックリしました。
今まで受けてきた添削とは全く違う角度でのコメントが返ってきました。

「自己PRのフレーズ」と「実際にエピソード・文章」の"不一致さ"についても話す機会がありました。
熟考を重ねた結果、「自己PRのフレーズ」を『①やり切る力』『②伴走する力』『③努力を惜しまない向上心』としましたが、この①と②で「実際のエピソード・文章」との不一致さを起こしていました。要はどちらのエピソードでも活用出来るし、フレーズとして弱い状況でした。

そして、
フィードバックの中でエピソードの内容を整理いただき、
『①やり切る力』→"結果"に注目する・推していく
『②伴走する力』→"プロセス"に注目する・推していく
となりました。
『③努力を惜しまない向上心』は思い切って具体的なエピソードは外しました(こちらは自己判断)。

そこから、職務経歴書の提出期限当日までブラッシュアップに努めました。
ちょうど仕事が忙しい週でしたが、超ハードな生活をしてどうにか仕上げました。

以前の職務経歴書よりかなり納得感のある内容になったのではないかと感じています。


いざ、面接へ

そんなこんなで職務経歴書の提出も無事に完了し、面接の日を迎えました。職務経歴書の内容から想定される質問や職務要約、志望動機など、テンプレな質問についてはある程度の答えるワードを準備しました。オンライン面接だったため、接続確認も事前に済ませて臨みました(自宅ではzoomが固まることがあるためネットカフェで事前に3回試しました笑)。

1ヶ月かけて状態を120%に持ってきたため、面接官の質問に対して詰まることもなく回答できたなーという手応えでした。

面接官の方から、一通りのやり取りが終わった後に

普段のななまるさんはどんな感じなんですか?

と質問され、
私は「どんな感じとは??」となり、面接官へ聞き返すと

ななまるさんが造られたななまるさんで話している。情熱ある言葉で話をされている印象があり、キレイすぎます。普段のななまるさんはどんな感じなんですか?

と回答をいただきました。

私自身は就職活動の時に『頑張りを演じる』という弱みがあることが露呈しました。しかし、今回は演じているのではなく明確に自分の意思で1ヶ月かけて「120%の自分」を創った自負がありました。

そのため

「普段は"冷静な自分"でいて、情熱は大切な時に放つようにしています

と即答しました。
こちらの不意に書いた"色"の記事が活きました。


その後、最終的に60分間お話をさせていただきましたが
面接官の方からは

ななまるさんは本当にキレイでした。

と評価いただきました。
キャリアストーリーについては、事細かく考えて『線』にしていたので、そのような評価を与えることが出来たのかなと思いました。

総じて、
自己一致した状態で面接に臨むことが出来たので、言葉に気持ちを乗せることが出来たと感じ、自分の中では充実した面接だったと思いました。


面接結果

『見送り』でした。

まぁ別にいいです。ミスマッチです。
"悲しい"や"悔しい"の感情はあまりありませんでした。
正直、私が抱いた一番大きな感情は"ムカつく"でした。

自分がこれからキャリアコンサルティングの技術を磨いて見返してやろうと企んでいます。

そんなことより、
職務経歴書がブラッシュアップ出来たことが自分の中では満足度が高いです。来年3月での転職を見据えているので、計画通りです。今回の件はあくまで通過点です。おかげで大切にしたいものが見えてきました。


私が大切にしたいもの

<①:面接での発見>
面接を受ける中で、私がたびたび口にしたことがあります。

顧客のことを考え、顧客のためになることをする。

「当たり前だ」と思うことかもしれませんが、ビジネスの世界にいると自社(自分)の『儲け・収益』ことを優先するあまり忘れてしまいがちです。

『手段』と『目的』を逆にしない。
『目的』が収益を得ることにしない。『手段』が収益を得ること。
『目的』は顧客のどのような課題を解決したいのか。自分がどうなりたいのか。


数字に捉われすぎず、そこはこだわっていきたいです。
今は"転職"という『手段』を使って、"キャリア支援の経験を積む・自律的なキャリア意思決定の支援をする"という『目的』に向かって走っています。この『手段』と『目的』をぐるぐる回して、成果や長期目標を達成して行きたいと考えています。

そして、最終的にはそもそも自分自身が『儲け・収益』を考えないようできる状態を作りたい。そのために早くお金を貯めきってしまいたい。お金を貯めないといけないので、会社の言うことを無視する選択肢を取ることが難しい。会社に縛られるキャリアから脱却したい。

自分のお金に余裕があると選択肢が広がります。色々なことにチャレンジすることができます。『経済的自立』を目指し、これからも身の丈にあったお金の使い方をしていきたいです。

<②:三連休での発見>
9/14(土)からの三連休で実家に帰っていた時の出来事。
近くの公園を通った時に野球をしている少年たちの姿が目に映りました。

それを見て、ふと考えます。
「土日が仕事の企業に勤めると、自分の子供が習い事をしている姿を見ることが出来なくなるのではないか?」と。

私の親、特に母親は当時専業主婦だったため、習い事の送り迎えをよくしてもらっていました。そこで色々な話をしてきました。父親は仕事をしていましたが、日曜日にたまーに見に来てくれました。
土日が仕事の場合、そのような環境を実現していくことは難しくなります。

土日が仕事の企業に勤めると、結婚式に行けない問題も頭によぎりました。
結婚式は土日に行うカップルが多いです。土日が仕事だと行けなくなります。同級生の結婚式を控えている私にとっては由々しき問題です。

また、連休がなくなるのはどうだろう。
現在勤めている会社は「土日祝休み」です。土曜日の夜はアニメを見ながらお酒を飲みながらご飯を食べるのが密かな楽しみです。日曜日が休みだからこそゆっくり過ごすことが出来ています。
連休がなくなると、次の日に向かう準備をしないといけません。深酒ができなくなります笑。1日で身体が回復できるか分かりません。平日休みになり、スカスカの電車に乗れるのは良い面ですが、このようなリスクがあると感じます。私は身体が弱いタイプではないですが、連休がなくなると疲労が蓄積されていずれガタがくると思います。

色々と考えた結果、下記の結論となりました。

私にとって「土日休み」は大切


今後について

職務経歴書の作成については、ひと段落ついたと感じています。
企業様ごとに多少変えることはあるかもしれませんが、大枠は自分が納得いく形を作ることが出来たかなと思います。

また、面接で1つ気がかりな質問をされました。

「キャリア支援(面談など)の活動はしていますか?」

私自身、キャリアコンサルタントの資格は取得しましたが、実際に面談などを行うのは避けてきました。まずは自分のキャリアを描いていくことを優先したいと考えていたからです。
そもそも、現在は副業ができない企業に勤めているので、キャリア支援系のサービスやスキル提供サービスに登録することもしませんでした。

そのため、

・現在の企業は副業禁止。活動するために転職活動をしている。
・週に一度、自分自身がキャリアコンサルティングを受けることで自己理解を深めるようにしている。「自分を知った深さでしか、相手を知ることが出来ない。」と養成講座で教えていただいたことを実践。

のような回答をしました。

その後に、『友達にキャリアコンサルティングを行う時にどのようなことを心がけていますか?』と質問があったため、面接官が知りたいこと自体はなんとなく分かったような気がしました。
ただ、活動について質問されたことにより私の中では「キャリア支援(面談など)の活動を行う経験」が必要だったんじゃないかと思ってしまいました。
学生の時であれば、就職活動の支援をしていたので色々と話せることがありますが、社会人になってからはキャリア面談を行う機会が少なく、弱いなという印象を持っています。

以上を踏まえ、
転職活動は引き続き行うとして、
いよいよ『キャリアコンサルティングのロープレ練習』を解禁しようと思います
目的は、キャリアコンサルティングの技能向上と共に活動実績を作ることです。自己理解が一通り落ち着き、クライエントさんに向き合う体制を作れるようになったため取り組もうと思います。

最初の15分間のロープレは試験対策で行っているので、実際の面談を想定した45分〜60分でしたいなと考えています。

また、少し先になるかもしれませんが、
実際にキャリアコンサルティングを第三者に行う機会を作ろうと思います。
実践から離れているので、まずはロープレでリハビリを行い、そこから色々なことを試して行きたいと思っています。


最後に
まだまだ転職活動は始まったばかりです。何なら面接は3社しか受けていません。これからです。少しずつではありますが、自分が大切にしていきたいことが見え始めています。

迷って足掻いて時には落ち込むけれど必ず立ち上がる、それが私の良さ。
自分が最終的にどのような決断を下すのか、その選択にワクワクしています。

"やらない後悔よりやる後悔"
後悔のない選択に向かって、これからも行動あるのみです!
(7,530文字)


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