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小さい声で。

必死に汗かく若者もいる。

ものづくりや手仕事に多くの時間を費やす
そんな作家、芸術家もいる。

理不尽な社会の端っこで、
人影無い冥闇の路地で、
明日も頑張ろう。
そう小さい声で口に出してみたり、
あの人の笑顔に励まされたな、と
小さな幸せを見つけ
また次の朝を迎える。

そういうコツコツと音が聞こえる
気付かずに流してしまえるような

生きる。

それは年齢に起因するものでもないし
根性論でもない。

霞を喰って生きる人生も勝手。

本質を知らず死んでいくのも人生。

努力や鍛錬を笑う者も生きられるだろう。

カテゴライズで安心するも否定はされない。


無駄なことと切り捨てたことは、本当に無駄か。

そう振り返りもせずに、

保身に徹し、

何処へ行く。

生きてるか?

燃えているか?

命は燃やさなければ燃えない代物だ。

愛を表現したか?

ありがとうと言ったか?

そういうことを教えてくれた人は居たか?

そういうことを気付ける自分は居たか?

人の出会いは刹那。

苦悩し生きるものを軽く見て
上っ面の言葉を吐き
本質を探る事を怠り
人の足を引くものは
よく見てみろよ。

それ、あんた自分の足だ。


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