人間不信だった話
今は人と会うのが大好きな私ですが、
人と会うのが嫌な時期がありました。
今回は過去のお話をさせていただきます。
あんまり明るい話ではないですし、
自分の中の黒歴史。
消したい過去。
だけどその時代があるから今の自分がいるので
その時の経験も宝だと今は思えています。
小学5年生の時いじめにあいました。
クラスのボス的存在の女の子。
その子の気分で順番にいじめの対象が入れ替わる。
昨日まで仲良かったのに、今日からは口を聞いてもらえなくなった。
そんな日があって、
そこから他人を信じられなくなりました。
中学生の時は、同級生の男の子にいじめられて、そこから男嫌いになりました。
中学生の時も、高校生の時も、
友達内で何か不穏な空気が流れたらあえて1人で過ごすことを選んでました。
またいじめられるのが怖かったから。
全く誰とも話をしないときもありましたね。
他人と深く関わることが怖くて、
表面上の付き合いしかできなくて
上っ面の人間関係で過ごした学生時代。
学校に行きたくなくても、親に友達とうまく行ってないのがバレたくなくて、不登校になる勇気もなかった。
親に反抗するのも怖くて反抗期もなかったです。
自分の感情を押し殺して過ごした学生時代。
無意識に人間不信になっていました。
高校卒業してからは上京し、おばあちゃんの家へ。
美容学校へ進学しました。
私は天パで多毛で、自分の悩みを解消してくれる美容師さんに憧れて、美容師になる夢がありました。
人間関係がガラッと変わり心機一転!
楽しい2年間でしたが、表面的な付き合いなのは変わらず…
美容学校卒業後、一人暮らしをスタートして、美容室に就職しました。
そこで、拘束時間が長い、休みが少ない上にきつい、無意識人間不信で全然うまく行かなくて、自分に自信が無くなって、鬱っぽくなり半年で辞めてしまいました。
美容師になるという夢しかなかったので、
美容師になった後のビジョンが何もなかったのですよね。
目標も夢も何も無くなってドン底まで落ちました。
そこから2ヶ月くらい引きこもってましたね。
鬱なんだろうけど、鬱という現実を受け止めたくなくて病院にも行かず、生活のためにバイトを始めました。
朝から晩まで働いて、鬱状態になって急に何もしたくなくなり、辞めて、腰が曲げられなくなって、また辞めて、という負の連鎖を繰り返し…
美容師辞めてからの1年は酷かったですね。
振り返ると誰にも相談できず、寂しかったのだと思います。
ドン底生活から、1年経った頃、妹が上京し、一緒に住み始めました。
そこから少しメンタルが復活。
長期間働くことができるようになりました。
ただ、女の職場だったので、また人間関係ゴタゴタあり、無意識人間不信が加速。
表面的な付き合いを徹底していました。
25歳の時に、地元へ戻り、
30歳の時に、また東京へ。
色々ある人生なのですが、長くなるので
ここでは割愛します。
無意識って、とても厄介で30歳まで自分が人間不信だと気づかなかったんですよね。
無意識に自分の深いところまでは他人に入らせない壁を作っていました。
表面的な人間関係しか構築できなかったので、20代の頃は何やっても上手く行かなかったですね。
仕事いくら頑張っても自分が満たされてないから、うまく行かず、どんどん自己肯定感が下がり、自信がなくなり、ドン底まで落ちました。
コロナ禍で、それまでの上っ面の人間関係の人達とも会うことがなくなり、それまで予定を入れることで満足していた予定もなくなり、急に孤独感で病んでしまったんですよね。
でも、それをきっかけに自分と向き合うことになり、自分が無意識人間不信だということに気が付いたのです。
完全には治っていません。
急に距離感縮めてくる人は今でも苦手です。
でもそれでも良いかなと思ってます。
自分を認めてあげて、ゆっくり改善していけば良いかなと。
気づけただけ進歩なのです。
自分を認めることが出来たから、
他人も認めることが出来る様になってきたと思います。
人は好きですが、深く知るのはゆっくりでいい。
自分を知ってもらうのも気心知れた人だけでいい。
人と会うと元気を貰えるので、人と会うことが今は大好きです。
暗い過去をお話しさせて頂きました。
過去の話をするのはとても勇気のいることだったですが、うまく行かなかったことも、全部含めて今の自分で、そんなことがあったから今は笑えているのだと思うのです。
この過去のお陰で人の傷みがわかるし、共感できるようになったので良かったなと思っています。
長文になりましたが、ここまで読んでくれてありがとう。
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