紙を愛するように
こんばんは。
紙を愛するように隣人を愛していきたい七緒です。
毎日noteを始めて気づいたら1週間以上?経っていました。ので、今日は紙が好きな理由についてのお話です。
まずは、少し、思い出話をします。
思えば紙との出会いは幼稚園のころでした。
おばあちゃんちに行くと、いつもおおきな手芸屋さんに連れて行ってもらえて、
そこには布も、糸も、絵の具もビーズも、たくさんありました。
でもなぜか、私はいつも折り紙コーナーにいました。
多種多様な折り紙を心ゆくままに物色し、買い物カゴに入れる。
いつも大量の折り紙を抱えて家に帰っていました。
三つ子の魂百までとはよく言ったもんだ、今でもやってることはあんまり変わらない。ユザワヤや東急ハンズに行ってもなんか大量に紙を買っている。
当時、紙のどこにそんなに惹かれていたのか分からないのですが、きっと、一枚の紙から色々なものを作れるのが楽しかったのでしょう。
あるいは、キラキラした折り紙やマーブル模様の折り紙、質感のよい和紙など、視覚や触覚を楽しませるものが多かったんだと思います。
紙の良さは、誰でも扱えること、です。
特別な知識がなくても、技術がなくても、機材がなくても、お金がなくても、紙は何かしらの形になる。
折る・切る・貼るのたった3つの作業だけで、本当に様々なものが作れます。
例えば折り紙はその最たるもので、基本的に折るだけで1つの作品が作れる。さらに、難易度も幅広く、小さい子から凝り性の大人まで楽しめる。
実際、小さい頃の初めての工作はみんな紙工作じゃないでしょうか?私は頭に載せる王冠を作ったりなんかした覚えがあります。
こんな開かれた可能性を持った素材、なかなかないんです。
もちろん、できないこともたくさんあります。水濡れに弱かったり、強度が保てなかったり、透明にはならなかったり。(もちろん今は、たくさんの企業が新しい機能を持った紙を開発しています。その中で解消された課題もきっと多くあることでしょう。)
でも、そこで「紙にはできないこと」を知ることを通じて、私は新しい素材にも出会っていきました。
今は、もう幼稚園生ではないので、扱える素材も多くなりました。でも、あえて私は紙を大事にしています。
それは、私の初めのモノ作り体験だからです。
紙だから出来ること、紙なのに出来ること、紙だから美しいもの。
紙の可能性を、探っていきたい。
そんなスタンスで、これからもやっていきたいと思います。
なんか決意表明みたいになっちゃいましたね。
改めまして、よろしくお願いします。
みんなの紙体験も教えてもらえたら嬉しいです。
それではおやすみなさい。
七緒