【実録・中学受験不合格体験記】受かるつもりがまさかの結末・前編
中学受験で第一希望不合格体験談を読みたい!
その希望に叶うリアル体験談記事です。
世の中に「合格体験談」はいくらでも出回ってますが、少ない「不合格体験談」
しかもリアル。
息子は優秀だったので落ちた時の衝撃たるや。😱
かなりキツイ体験でしたが、この記事が同じ経験をした方の役に立つのでは?と思い記事にしました。
この記事で分かること
模試の結果はずっと良かったのに中学受験第一志望に落ちた体験談
油断してしまった受験までの様子
試験後に初めて落ちるかもと頭をよぎる
息子に第一志望不合格の結果を伝えた様子とかけた言葉
息子の言葉「この学校に行かない気がした」
そもそも第一志望に受かる割合は3割だった
中学受験・第一志望に受かるつもりで油断しまくり
受験って不確実なのに合格するつもりってアホなんじゃ?とあなたは思うかもしれません。
今思い返すと私はアホでした。😭
そして残念ながら、第一志望の学校にご縁がございませんでした。
油断ポイントは以下の通り。
模試はほぼA判定(80%)だった。
塾の特待生に何度か選ばれていた。(学費無料&半額)
早稲アカのNNでも何度も表彰されていた。
持ち偏差値的にも余裕があった。
模試で大失敗しても合格圏内に入っていた。
↓こういう結果を見て、浮かれ&油断してました。
中学受験第一志望試験後初めて不安になる
試験当日。
私がお迎え担当で、息子と合流しました。
当日の試験の出来があまり良くなかった
息子の表情があまり明るくありません。過去問で見たことのない珍しい形式の問題が出てその配点が大きくそれを落としてしまった。
出来としてはモヤるレベルだとわかりました。
失敗した教科の事を考えてしまった
そして他の教科にうつった後も、ついそのことを思い浮かべてしまったと。
他の教科は、まあ問題ないだろうとのこと。
合計点で合格点は行くかなと思う。イヤどうだろう?と煮えきらない答え。
過去の模試の結果からもそれでも受かるんじゃと期待してしまった
息子の感想を聞いて、初めて
「も、もしかして不合格?😱」と頭をよぎりました。
とは言え、結果発表はまだ先。
思い悩んでも仕方ないですし、今までの模試や偏差値を考えると不合格の確率は低いとタカをくくってました。
中学受験第一志望・発表当日と不合格を告げた様子
そして2日後、合格発表の日を迎えます。
今はどこもそうですが、学校のサイトにログインをし結果を見ます。
心臓に悪すぎるのでダンナにお任せです。
残念ながら不合格。崩れ落ちるようなショックを味わう
在宅で仕事をしていたところ、ダンナからの電話が鳴りました。
電話に出ると
ダンナ「ダメだった。不合格」
うっそー!Σ( ̄ロ ̄lll)
本当の本当に?ドッキリじゃないよね?と叫ぶ自分。😭←アホですみません。
ダンナ「本当だよ。不合格。本人も出来なかったと言ってたし残念ながら」
第一志望の「不合格」結果は
青天の霹靂というか
それでも地球はまわってる的な
ショック過ぎて、めまいがし
世界がグラグラとするような、ジワジワと体をむしばむような、想像以上のダメージがありました。
私だけかと思いきや
第一志望校に確実視されていたにも関わらず
落ちた子のママ友曰く
「嗚咽が止まらず、立ち上がる事も出来ず。迎えに行く事も出来なかった。」
↑代わりにダンナさんがお迎えに行ったそう😢
とのことだったので
想像の10倍位しんどいと思って頂ければ。
ウチの場合も、常に模試の結果が良かっただけにショックでした。
別の中学校の受験中の息子のお迎えに向かう
息子は別の中学校の受験中で私が迎えに行く予定。
呆然としながら、その学校へ向かいました。
子どもに不合格をどう伝えたら良いのか、ダメージを減らすためにはどうしたらよいのか?
必死でネット検索しまくりました。
第一志望不合格の結果を伝え、お昼を食べながら泣く
受験を終えた息子が出てきました。
第一志望の発表があったことは、もちろん本人も知っています。
息子「どうだった?」
私「お母さんの顔を見て、表情で読んで」(暗い表情)
息子「ダメだったんだ・・・」
私「そうだね。本当に本当に残念だったね」
息子はショックを受け、呆然としながらも
人の波に乗り駅へ向かいます。
私「ご飯どうする?家の近くで食べる?」
息子「この辺で食べる」
2人でトボトボ歩きながら、店を探しました。
ショックのせいか、息子が店を決めきれず
また来た道を戻り、結局ラーメン屋に入りました。
静かに注文し、2人で食べ始めました。
涙をこぼしながら食べます。
麺類のせいか鼻も出ます。
テッシュを息子に渡しまくりで、ティッシュも尽きました。
私も一緒に泣きながら食べました。
号泣というより、涙がポロポロこぼれ落ちる感じでした。
ポイント
不合格を伝える時はティッシュを多めに持っていこう
中学受験第一志望不合格結果の息子への言葉
ダンナに一番ショックなのは「本人」だからと事前に言われていましいた。
少しでも息子が前向きになれる言葉をかけたい。
学力は上がったし成長した・頑張りはムダにならない
塾に通ってあなたの学力は、本当に上がったと思う。
小学校の勉強はカンタン過ぎるしね。
一生懸命勉強してたのは、お母さんも見てるし。
塾に通って、お友達や先生とも仲良くなって
大変だったけど一緒に楽しく勉強できて本当に良かったと思う。
この方が言うように学力は人生を明るく照らす光だと思う。
本当に賢くなったと思う。
だからあなたの得た経験や学力は、あなたの中にきちんと蓄積されてるし
今までの頑張りは決してムダにならない。
人生において縁はある
あなたの頑張りや優秀さは何も変わらないけど、今回はご縁がなかっただけだと思う。
「ご縁」と言うのは、なぐさめじゃなくて、お母さんは本当にあると思うよ。
人材業界で長く働いて、いろんな候補者を、いろんな会社にたくさん紹介してきたけど、スキルや経験はバッチリなのに、不思議と決まらなかったり、それとは逆の例も本当にたくさん見てきた。
だから「縁」はあるんだって、本当に思うよ。
人間万事塞翁が馬
受験勉強してきたから、「人間万事塞翁が馬」って知ってるよね?
その時は最悪だと思っても、後になってみるとむしろ良かったんじゃないかって、思えることは今後たくさん出てくるから。
他の学校で運命の出会いをするかもしれないしさ。まさにこのことわざの通りだよ。
あなたが受ける学校は、全部良いところだし。
しんどいことほど人生の糧になる
あなたも知ってる通り、お母さんたくさん失敗してるけど
(ここで息子がクスッと笑う)←笑われる母
しんどい事ほど、後から振り返ると糧になるんだよね。
人生の栄養みたい感じかな。
だからこの辛さも経験も、長い目でみるとプラスだと思うよ。
なんてったってまだ、この世に生まれてたったの12年だしさ!
何度、絶望を味わっても必ず立ち直れる
お母さんは、あなたより人生長いから、「人生もう詰んだわ」って絶望したり、どん底な気分を味わった事も何度かあったよ。
でも必ず立ち直れる。
だから今は本当に本当に辛いけど、大丈夫だから。
と息子に伝えました。
中学受験第一志望・不合格結果の息子の言葉
息子は、「そうだね。お母さんの言う通りだね。僕は○○に受からなかったけど、僕は変わらないね。」
と言い、帰路につきました。
最寄駅から自宅へ歩いていると、息子が言った衝撃の言葉が・・・。
息子「この学校に行かないことは最初から決まっていたかも。」
私「え?どういうこと?」
息子「試験が始まる前、直感的にこの学校には来ないんじゃないかと思ってしまった。それが当たってしまった。」
と涙をポロリとこぼす息子。
私「そうなんだね。じゃあきっとそう言うことだったんだと思うよ。やっぱりご縁がなかったんだね。縁がある学校に行くんだろうね。」
息子「・・・。」
私「ちなみにどこの学校に行くと思うの?」
息子「○○」
未だ受けてもいない学校だったので、「えー?」と思いましたが、その後無事合格し、本人がその学校へ行くことに決めました。
「これって運命?!😱」と思いました。
ダンナは小学生だし、落ちたショックで言ってるだけじゃないかとの意見ですが。
まとめ:何が起こるか分からないのが中学受験
模試などの結果が良いので、受かるんじゃと期待してました。
そもそも中学受験で、第一志望に受かる子の割合は1/3。
その事がスッカリ頭から抜け落ちてました。
記事まとめ
模試の結果はずっと良かったのに中学受験第一志望に落ちた体験談
油断してしまった受験までの様子
試験後に初めて落ちるかもと頭をよぎる
息子に結果を伝えた様子とかけた言葉
息子の言葉「この学校に行かない気がした」
そもそも第一志望に受かる割合は3割だった
次の記事では第一志望不合格の後のの立ち直り方とやっておけば良かったことをお伝えします。
この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。😊
おしまい。
こちらの記事もオススメです。
>>勉強の出来ない家で育ったから分かった!中学受験で成績を上げるために絶対に必要なこと。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?