SNSから少し離れてみて思ったこと。
…と言っても、誰かの為になる話ではなく、ただただ自分の為の忘備録。
私はおそらく結構SNS見ちゃうタイプの人間。
一時期まさに“ツイ廃”みたいな時期あったし、無意識にSNSを開いている…なんて日常で、何ならトイレの中でも見てたり…(小声)
iPhoneのスクリーンタイム見て自分でドン引きしたことも。
ただでさえバタバタな毎日なのに、それに追加ですごい勢いでどんどん頭の中にいろいろな情報が入っていってる感覚。
その中にはきっと自分にとって必要な情報もあるけど、「自分にとって知らなくても全然支障ない」情報がほとんど。
ふと思い立って、この2週間くらい一切SNSを開くのをやめてみた。
たった2週間?って感じかもだけど、それまで常にSNS見てたタイプの人間にとっては、その短期間でも一切見ない時間を作ったのは十分気付きがあった…!
やめてみた理由は、休憩がてらぼーっと眺めてるつもりのSNSに何となくモヤモヤを感じる時が日頃からあって、
今まであまり気にせず流してたけど、そのモヤモヤの原因をはっきりさせてみたくなったから。
そして、自分の脳内がすごい量の情報量で埋めつくされてるのが感覚的にわかったから。
結論から言うと、私はSNSを見ることで無意識のうちに「今の自分に足りない何か」を探し続けてしまっていたんだなぁ、と。
例えば、私は商品撮影の仕事をしているので、素敵なスタイリングの写真を見た時に、
「素敵!私もこういう写真が撮れるように頑張ろう!」ではなく
「やっぱりすごいなぁ……私にこんなセンスある写真撮れるようになるのかしら…もや〜ん」とか。
おしゃれなインテリアのお家を見て
「我が家にもぜひ取り入れてみよう!わくわく!」ではなく
「こんなインテリア憧れるけど、子どもがまだ小さいから無理だわ…もや〜ん」
みたいな感じ。
自分の精神状態によっては前者の気持ちになることもあるんだけど、基本的に私は後者の方が多い。
その気持ちを感じて、ぐっと落ち込む…とかなら、すぐSNSから離れればいい話なんだけど、
本当に無意識にモヤモヤを感じているから、自分でも気付かなくてダラダラとそのまま見ていた。
特にInstagramは私の中で仕事上欠かせないツールにもなっているのもあって、
ちゃんとした写真をコンスタントに更新しないと…!みたいに思っていたり、
今年の春にフリーランスとしてやっていくことを決めて「何者かにならねば!」みたいな意気込みや焦りもあったのだと思う。
SNSを見ていなかった期間、当たり前だけど自分の世界は「目の前にある世界」だけで
SNS上の世界は私が見ていない期間も存在するわけなのに、実際目にしなかったら自分にとっては存在しないと同等で。言ってしまえば、自分とは関係がない世界。
その世界は、私が目にしていようがいまいが動いてる。
だからこそ、他人と自分を比べるのって本当に無意味なことなんだなぁ、と改めて思った。
たった2週間なのに、自分の頭と心の中がどんどんクリアになってく感覚が心地よくて。
当然時間の余裕も生まれて、いいことずくし。
目の前の自分の生活だけに集中すると、こんなにも自己肯定感があがるのか!という発見も。
「人と比べない」ことが良い、というのは頭ではわかっているけど、実際それがなかなか難しかった。(元々考えすぎな性格なのもある…)
きっとそれは目の前に「比べる対象」があったから。
「比べる対象」がなければ、そもそも比べるということをせずに、目の前にある自分の日常を噛み締められる。
毎日の生活も、子育ても、仕事も、自分のペースで。
とにかくありのままの今の自分のままでいいんだ〜!別に何者かにならなくてもいいんだよ!力を入れすぎずにやってこう〜!
今回感じたことをベースに、いい距離感で付き合っていきたいものです、SNS。