#28 人生100年時代
コロナ前は、施設の母の面会を週に2度、長年入院中の身内の面会を週に3度おこなっていた。
毎日のルーティーンに組み込まれ、どこか、やらなければいけない使命のように、頑張っていた。
それがコロナになり、もう3年ほど満足に会えない状態が続く。
初めは、神様がくれたお休みだと思って過ごしていたけれど、いつになったら元通りの暮らしに戻れるのだろう。
いきなり日々の仕事(週5日の面会)を奪われて、宙ぶらりんのまま3年。そろそろ腹をくくって新しいことに目を向ける時かも。
昨日は、2週間に一度15分だけ許された、入院中の身内の面会に行き、帰りに、一人暮らしの息子に食料を差し入れた。
仕事でいないので、ベランダに置いておく。
イワシの生姜煮、モヤシとほうれん草のナムルをタッパーにいっぱい。好物の大福にポッキー、節分そばのセット、巻き寿司(スーパーで購入)、手作りの柚子ジャム、バケット、チキン竜田サンドなど。
面会も差し入れも、やらなければやらないで済むことなんだけれど、きっと、自分の気持ちを納得させるためにおこなっているんだと思う。
いつも、なに不自由なくのほほんと暮らしているので、家族や周りの近しい人にも幸せでいてほしい。
自分のできる範囲内だけど、多少頑張ってでもやれば、自分の気持ちが落ち着くというか…(うまく言語化できない)
人生100年時代。
子育ての終わった後は、親、兄の介護、実家やお墓の後始末。
これらを終えた頃、私は何歳かなぁ。
兄とはあまり年が離れていないので、私が80になる頃には、兄も老人ホームに入居してくれていたら安心なんだけど。
自分の暮らしも勿論楽しみつつ、周りの人も楽しんで暮らせるように、できることはしていきたい。
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