病気と理解
私は今までに
左手首複雑骨折
卵巣嚢腫茎捻転(らんそうのうしゅけいねんてん)
起立性調節障害(きりつせいちょうせつしょうがい)
を経験しました。
左手首複雑骨折
これは小学5年生のときに友達とケイドロをしていたら前にいた子のかかとを踏んで思いっきり転び骨折しました。
完全に遊んでて前が見えてなかったんです笑
転んで手をつくときに手のひらではなく手の甲でついてしまいポッキリいきました。
正直骨折してすぐは驚きが強く痛みは病院についてからでした。
複雑骨折だったので後日入院して手術をし無事に数ヶ月で治りました。
ちなみに手首の骨をワイヤーで支えていたので腕からワイヤーが生えているような感じで今でも手首にワイヤーの生えていたポツンポツンとした2つの傷跡が残っています。
骨折に関してはもう治るまでリハビリを頑張るしかないです。
私は右利きで骨折したのは左だったので幸い汚くはなるものの字は書けたので洋服やお風呂以外はそこまで困りませんでした。
手首のリハビリは時々手を握ったり広げたり軽ーくギブスの中で動かしたりと簡単なものでした。
リハビリを頑張るしかないのですが骨折したのが別の場所だったりしたらきっと私はめげていたと思うほどには大変なので
皆さん転ぶ時は絶対手のひらで受け身をとってください。
卵巣嚢腫茎捻転
これは中学生の時に見つかりました。
左下腹部に激痛が走りそんなに気にして無かったのですがあまりに続いたので母親に病院に連れて行かれました。
病院についたらもっと放置してたら卵巣がねじれきってダメになっていたかもと言われました。
こちらも手術が必要だったのですがその時はとりあえず帰り数日過ごしていたら我慢できない激痛が走り急いで病院に行ったら緊急手術になりました。
おへその下、腰の位置くらいの左右のお腹に1個ずつの計3個の小さい傷で済みました。
それだけで治せるのすごいなと思ったのを覚えています。
今は盲腸も同じような傷で済むみたいです。(知り合いが少し前に盲腸で手術したらしく話を聞いたら同じような感じでした)
未だに残ってはいますがこれは骨折よりも目立たないです。
どれに関しても共通していることにはなるのですが
本当に異変を少しでも感じたら早急に病院にいきましょう。
当たり前ですが自己判断は良くないです。
ちなみに上の2つとも全身麻酔でした。
全身麻酔の感想は起きた時は2、3分目を閉じてたくらいだったのですが笑気麻酔を吸うときはものすごく苦しかったです。
ほんの数秒なんですけどほんとに酸素も入っているのか疑いたくなるほど息ができませんでした。
酸素入っていないと死んでしまうしきっとそう思ってるだけなんですけどね笑
あとは目蓋を必死に開けても強制的に閉じていきます。
幸いそれ以外は記憶が残っていたり等変なこともなく無事に生きてました。
起立性調節障害
少し前にTwitterで話題に上がっていたのですがまだまだ理解が少ない病気だと思います。
私は中学生の時に発覚しました。
朝が本当に起きれずずっとだるくてある日何かで小児科に行った時に相談したら起立性調節障害と言われました。
これに関しては鬱病と同じで周りの理解がないとただの怠け者に見えてしまいます。
自律神経の問題なので骨折のように明らかなものではなく他人には伝わらないことが難しいなと思います。
起立性調節障害は思春期に起こることが多い病気です。
午後からは普通に活動できるようになり夜などはむしろとても元気になります。
昔から朝が苦手で仕方なく時々学校を休んでいたのですがそれも自律神経の問題だったみたいです。
私としてはわかった時自分がただの怠け者じゃなかったととても安心しました。
私の周りは親も先生も理解してくれたので無理矢理学校に連れてかれたり先生に怠け者だと言われたりせずに済みました。
従姉妹も同じ病気になったのですが母親以外の人に理解してもらえずとても苦労したようです。
これ本当に病気なんですよ。
自分でやらなきゃいけないことも起きなきゃいけないことも行かなきゃいけないことも全部わかっているんです。
ただ本当に起きれないんです。
私が病院でもらった薬は1度とても早めに起きて薬を飲んで効き始める1時間後くらいにもう1度起きてねと言われました。
そもそもその早めに1度起きることすら困難なんです。
私はなんとか起きれて薬を飲めてもあまり効かない時があり結局休んでしまい余計に自分が嫌になりました。
思春期に多いとは言っても大人の方もなるようなのでもし周りに起立性調節障害の方がいたらまず理解してあげてください。
サボりでも怠け者でもないです。
無理矢理何かをやらせたりしないでください。
本人が1番分かっています。
目眩や気分が悪くなる等起きれない以外にも沢山のことが起こります。
午後からは調子が良くなったりと人によりますが調子が良い時もありそういう時に少しでも気が紛れることを提案したりしてくれると私は悩む時間が減って助かりました。
そしてもしこれを学校の先生が見てくれていたらお願いがあります。
頑張れだの気合いがないだの夜更かししてるから悪いだの言わないであげてください。
「午後からとか調子が良い時、来れるときに来ていいよ」などサボりと決めつけるのではなくその子と話し合いながら出来ることを考えてあげてください。
少なくとも私は先生達が学校に行っただけでとても喜んでくれたのが嬉しかったです。
そのうち学校に居場所がもうないんじゃないかとか思い始めたけれど学校に行っただけで先生や友達が
凄い!頑張ったね!でも無理しないでね!
と言ってくれただけでとても救われました。
何度でも言います。
理解してください。
それだけで違います。
優しく見守ってください。
私は理解してもらえてはいたのですが結局そんなに行けずテストを受けれないので内申もつけられず卒業式も練習してないから出れないと言われてしまい出ていません。
内申がないので高校は通信制のところに行きました。
こればっかりはしょうがなかったかなと思います。
周りと自分を比べずにまずは自分の病気と向き合って理解してできることからする。
私は当時原因がわかって安心はしたけど向き合えず自分のことを怠け者だと思っていました。
そして怠け者だからもう居場所はなくなっててみんな心の中でずるいと思ってるんだろうなと。
怠け者ではないし自律神経なんて自分でもわかんないしただもっと学生を楽しみたかった。
向き合えていたらきっともう少し学校に行けたかなと思います。
でも今は幸せだから大丈夫です。
私は理解をしてあげることが相手に対しての態度の1番の正解じゃないかなと思います。
人によると言ったらなんでもそうなのですがだからこそ自分が向き合いたい人その人を理解してあげてほしいです。
そして自分がなにかを抱えてる側の人はもし本当は理解をして欲しかったら自分から自分にはこうしてほしいというのも大切だと思います。
理解してもらえて私はとても救われました。
そして自分から話すことの大切さも学びました。
病気って人に言いにくいけど少しでも色んな人に知ってほしいです。
もし自分が病気のことを言って馬鹿にしてくるような人だったら1度距離を置き病気を精一杯治しましょう。
少なくとも私は目に見えない病気も病気だと思うし馬鹿にしません。
なので心の病気の人もそれ以上自分を責める必要は無いと思います。
上手く締めれてないですがこんな病気もあるんだなと知ってもらえると嬉しいです。
そして何よりも異変を感じたらすぐに病気へ!!!
夫のnoteはこちら↓
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