世界超限大戦 [80] ソロス VS トランプ
ソロス
「いやはや、、、
君も随分と手厳しいな。
物事には表裏があるから、
全てを満足に説明することは、
一筋では、出来ないのだよ。
単にそれだけで、他意はない。
それと、、、
いつの間にか、、、我々の話も、
核心に近づいていると感じるだろう?」
トランプ
「核心、、、」
ソロス
「ああ、、、
少なくとも、、、私は、、、
この混沌とした世界に、
殺伐たる生を受け続ける限り、、、
一人のプレイヤーとして立っていたい、
と、、、思っていることは、確かなのだ。
本能的な感覚かもしれないな、、、
ここで向き合っている、私たち二人は、、、
この生命のスタンスに、さほどの相違はないだろう」
帯のような光が、トランプとソロスの間に掛かり、
ぼんやりと揺れていた。
続く
ゆっくり進んでいくしかないな。 と、感じる今日この頃。 スキ、コメント、サポート、どれも頂けたら嬉しいです。