出産するなら医療保険入っててもいいかもと思った話。

わたしはもともと医療保険は不要だと思っていた人でした。そもそも入院する可能性って少ないし、入院したとしても数日間。それで保険金の日額5000円だったとしたら2,3万円もらえたらいいところ。そのために年約2万円以上払うのってコスパ悪いだろ。と思っていました。それに、公的医療保障もあれば家計にダメージがあるほどの支出にはならないだろうとも思っていました。

そんな私が保険に入ってもいいかもと思ったのは、不要論一つ目の「そもそも入院する可能性って少ない」という考えが変わったからです。妊娠出産時ってけっこう病院にお世話になるリスクが高いと私は思います。

なのでこれから子どもを産みたいと思っている方には早めに保険に入っておくといいかもという記事です。色々考慮して最終的に何故保険に入ったのか書いていこうと思います。

まあこれはあくまでも私の一意見なのでそんなこともあるんだなあ程度に読んでください。


妊娠出産に伴うリスク


世の中のお母さん、みんな普通に子ども産んでるし、出産って大変とはいっても生まれないことはないでしょと。私はそう思ってました。でも私の場合、

切迫流産

帝王切開

産後高血圧

と、割ともりだくさんでした。

切迫流産の場合はとにかく安静にしなければいけないため私は自宅で休養でしたが、病院に入院する人もいるかもしれません。帝王切開は今は5人に1人くらいの割合(あいまい笑)で経験するそうです。妊娠高血圧症候群。私の場合は産後だったので自宅で経過観察でしたが、妊娠中に発症すると長期間入院することもあるらしいです。

そのほか私の周りには、切迫早産で1か月くらい入院したりしていた人もちらほらいました。

このように、子どもを産むときには入院手術の可能性って結構高いと思います。でも、最近では入院は短期化しているので医療保険は不要ということも言われています。確かに手術後はすぐ退院させられますが、妊娠期の入院に関しては絶対安静のため長期化しやすいと思います。


早めに入った方がいい理由

今回の出産を経た後に保険に加入しようとして痛感したのは、保険は後から加入しようと思っても、その時には入りたい保険に入れない可能性があるということです。

今まではごく健康体で、入院することなんてなかった自分。保険も普通に入れると思っていました。しかし、今回保険に加入しようとして気付いた、告知しなきゃいけない事項がある!!!

まず帝王切開。そして出産後になった高血圧が、高血圧で通院したという告知事項に当てはまってしまうことに気づきました。といっても高血圧になったのは2週間だけだし告知必要なのだろうかと思ったけど、万が一次回の妊娠で高血圧発症し、入院になったときに保険請求しようとしたとき過去の既往歴を調べられ、告知違反になってしまう可能性がある…。でも入れなかったらどうしよう。と、いろいろと悶々とさせられました。結局すべて正直に告知した結果、2年間、異常出産に関わる費用は保障されないという条件付きでの加入となりました。

出産に限らず病院にお世話になると、たとえ短期間で完治していたとしても、保険加入の際は告知しなければならず、希望の保険に入れなかったということになりかねません。いずれ保険に入る予定なら早いうちに加入することをおすすめします。若い方が保険料も安いしね。


今回の手術入院での自己負担額

と、ここまで保険に入ったらいいスタンスで書きましたが、会社に勤めている方でしっかりとした健保の制度があれば、そこまで心配することはないかもしれません。(自分入っといてなんですが笑)今まで知らなかったけど、会社の健康保険組合って結構すごい手厚いんだなと感心しました。

今回の入院手術で最初に病院に払った金額は、出産一時金42万を差し引いて約23万でした。

この後数か月後に健保から給付金が入ります。

〈健保からもらえた金額〉

・高額医療費 約7万4千円

これはどの人も適用される制度。月の自己負担が一定額以上かかった時に上限から超えた分は戻ってくるやつね。

・一部負担還元金 3万2千円

なんだこれ、と思ったやつ。なんか医療費が高額だった時に健保からもらえるらしい。知らなかった。嬉しい。笑

・出産育児付加金 1万円

出産一時金42万円にプラスして健保からもらえた給付金。ありがたや。


以上、合計して11万6千円健保からもらえました。ということは実際の自己負担は約11万円ということになるわけですね。

プラス医療費控除で確定申告すると税金が戻ってくるわけですが、これは私の所得だと数千円(住民税の控除も考慮したらもっとになるのかな)程度だったので特に考慮せず。

なんか健保から付加金がもらえたり保険がなくても半額くらいは公的医療制度で賄える気がしなくもないですね。我が家の家計管理は割としっかりやっていると思っていて、生活費、教育資金、ローン繰り上げ返済用資金の積み立ての他に臨時費用として数百万別で管理してます。なので言ってしまうと、医療費によって生活が困窮してしまうっていうことは今のところは心配ないだろうとは思います。


それでも何故保険に入ったか

そうなると別に保険はいらなくてもよかったんじゃないかと思う方もいるかもですが、以下の理由を勘案した結果加入するという結論に至りました。

1.実家ががん家系でありがんになる可能性が高い

2.万が一ひとり身になった時、また病気になりがちな老後に十分な補償があった方が安心

そもそも私はがん保険にだけ入ろうとしていました。実家ががん家系で母、父方の祖母、母方の祖父とがんになっているので、自分もなる可能性が高く、通院、手術等の医療費の負担が心配だったからです。治療が長引き、医療費も高額になりそうながんには保険で備えておきたかったのですが、今回出産の件で入院する可能性って割とあるかもと思い、プラス千円程で一般的な入院保障も付くならと、医療保険プラスがん特約を契約しました。


医療保険は必要かどうか問題

いろいろと言われていますが、医療保険、損か得かという観点からすると、確率を考えたら損する方が大きいとは思います。でもそもそも医療保険って儲けようと思ってはいるものでもはないので。これからローン、教育費を払っていく中で万が一大病になった時に生活がかつかつにならないように、定年で仕事を辞めた後、病院にかかりつけになって子どものお世話になることがないように、やっぱり安心料としての要素がとても大きいかなと。

保険料に充てるお金を普通に貯蓄するでもいいかもしれません。医療保険の要不要は一概に言えるものではなく、その人その人の状況、考え方によって変わってくるものだと思うので、誰かの意見をうのみにするのではなく、自分でしっかり考えるのが大事かと思います。


なんか偉そうに結論付けとる(笑)最近割と更新頑張ってる。次は育児について書こうかな。

おしまい☆

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