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パンに別れを告げ、はじまった新しい人生

2023年11月27日からグルテンフリー生活をはじめました。
グルテンとは、小麦、ライ麦、大麦などに含まれるたんぱく質で、パンに糊り(グルー)を出させる働きを持つもの。



なぜ始めたのか


・9年悩まされた頭痛、めまい、倦怠感。暮らしを見直してからしばらくは改善されていたのに、夏頃からまたポツポツと出はじめ、仕事を休むほど辛い日々が続いたから。

・オーバーワークと人付き合いに疲れ、自律神経を乱しまくっていた過去。日常を取り戻すべく、適度な運動と睡眠に力を入れ、規則正しい生活を心がけてきたつもりだった。なのに不調?もうこれは「食べもの」で改善を図るしかない!と思った。
(あの頃は尖ってました...)

仕事が忙しいのを理由に、お弁当やお惣菜に頼り、スーパーの揚げ物を買って帰ることも多かったことを反省し、ジャンキー生活を卒業。
そういえばグルテンフリーって聞いたことあるな...くらいの感覚ではじめてみました。

とにかくやってみてほしい


40日間続けてみて、すこぶる調子がよいです。
この間1度も頭痛がこなかった(チラつくこともなかった)ということに感動。そして、3日目で体重が1kg減り、トータルで2.7kg減。これは予定外のおまけ。

何を食べているのか


元々好きではありますが「和食」中心に。まずは、週末まとめ買いしていたのをやめ、仕事帰りにスーパーへ。週に3回くらい買い物へ行っています。
鮮度の良い状態でお肉、野菜、魚を調理して食べる。たったこれだけのことが、働いていると難しいんですよね。やる気満々で帰宅したのに、玄関の扉を開けた瞬間、すべてのやる気が迷子。
パンもちゃんと食べています。詳しくは下に。

変わり映えしない日々弁。


体調不良がないって、幸せなこと。

食べもので、変わる、変えられる、だからとにかく頑張ろう…というマインドで今も継続中です。

これからも美味しいを続ける


ここ数年、朝ごはんは食べていません。お昼は玄米とおかずのお弁当。頑張らない詰めるだけ弁当だから続けられています。
パンを食べたくなる休日は、グルテンフリーのパンを扱うお店へ。米粉パンのもちもち具合に感動していたら、「食べたことなかったの?」と母から驚かれ、まだまだ世の中のこと知り切れていないなぁと、年を重ねる楽しみを見つけた気分でいます。
体に優しい分、ちょっとお高めなので、自然と買う頻度が減り、ちょうど良い気もしています。
自然派食品を扱うお店、グルテンフリーのパン屋さん、ロースイーツ店」など、調べると結構あります。
私は家族に小麦アレルギーがいるので、元々リサーチ済でしたが、あえて自分が食べることはしてきませんでした。
お店の方とお話しする機会があり、「アレルギーでなければ、グルテンフリーにこだわりすぎると食べものが限られてしまうから、しんどくなったら国産の小麦を選ぶと良いですよ」というアドバイスをいただきました。

米粉パン、小麦粉入れにはナッツ🥜
最近は米粉を入れています。
親戚が作った新米🌾
パッケージをよく見るようになりました。

パンもご飯も大すき


醤油や味噌にも小麦は含まれていますが、私はそこまではセーブしていません。何ごとも、極端すぎず、でも緩すぎず、自分の「良い加減」で続けていきたいものです。
これまで「目指せ3日坊主」をモットーに生きてきた私が続けられているので、自分でも不思議です。内心どうせすぐやめるやろうな~と自分を疑っていたのですが、やっぱり体の軽やかさや、なんか調子良いな…という、グルテンを抜いた時の柱となる部分をちゃんとカラダが感じているんだと思います。体が覚えるとしめたもの。

グルテンフリー生活を通して養われたもの

パンやお菓子を食べたい…という感情を、体質改善のためにコントロールする。パンごときに少々大げさかもしれませんが、私にとっては欲望に打ち勝つことは非常に骨が折れる試練なのです。
罰則や罰金もない…ただの自分との決めごと。これを守り通すためには、やはり目標が必要で、さらには極端すぎない緩めのルールで自分をコントロールすることが大切です。
私は、体質改善という目標を掲げています。頭痛で予定を変更したり、人に迷惑をかけたりするのはゴメンです。
・醤油や味噌は気にしない
・グルテンの入っていないパンでこれまで通りランチをたのしむ
本格的にやっている人からしたら考えが甘すぎるかもしれませんが、自分の体のためにやっていることなので、私はこれくらいがちょうど良いです。

たった40日間のグルテンフリー生活ではありますが、何だか「自制心」も養われた気が...
体調不良がない人は、小麦を食べ続けて良いと思いますが、もしちょっとでも不調がある人は、とにかくやってみてほしいです。

参考図書

テニス界で知らない人はいないノバク・ジョコビッチ。なんと実家はピザ屋さん。パンとパスタに別れを告げ、世界一を手に入れたジョコの実話が描かれています。私はテニスとの付き合いも長いため、すらすらと読めましたが、テニスを知らない方は、そこは飛ばして、ジョコの食事のことなどが書かれている部分を中心に読まれると良いかと思います。
このフレーズが心に刺さりました

小川奈緒さんのこの本はずっと読みたいと思っていて、本屋さんで見かけたタイミングで購入。まさかグルテンフリーの章があるなんて知らずに買い、さらにはジョコビッチのことも書いてあるという奇跡に度肝を抜かれました。出会うべくして出会い、はじめるべくしてはじまった…そんなグルテンフリー 生活。こんな不思議ってあるんですね。新しい人生のはじまりにわくわくしています。



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