中国料理グルメ、エッセイ「食は広州に在り‥‥」第3話「パイナップルパンと鶏の足とチャーシュー(1)」

私が広州で始めて食べた中国料理の話である。

二日目の夜、職場メンバー30人くらいの歓迎会があった。初めての中国料理、うわさの飲茶!?ヤムチャかなと楽しみにしてた。

お店の建てものは、少林寺のような立派な門がある。外には20人くらいの中国人が並んでいる。中に入ると賑やかなで誰から見ても繁盛している。私のハードルがどんどん上がる。2階の宴会席に通された。 

テーブルは回る回転テーブルで、その上には白い、中国急須があり、その隣にはプラスッチチックできた20cmくらいのボウルがある。目の前には1人前の湯呑みとお皿がいっしょになって透明な袋に入ってる。

「パン」

隣の先輩がお箸を突き刺して、穴をあけ袋から皿を取り出している。

先輩が「こうやって、穴をあけて、そしてお茶を皿8分目まで入れて箸でかきまぜ、お皿を洗うんだよ。」

「洗ったら、お茶を全てボウルに入れ、袋も一緒にボウルに入れる」と教えてくれた。

※本当に汚いから洗うのではなく、昔からの名残らしい。北京や上海にこの文化なく香港にもない。

※衛生面を気にする方は、お皿が袋に入っているかという基準でお店を決めるのも良いと思う。

乾杯を済ませ、青島ビールを飲んだ(ビールについては今後書きます)

最初には来たのは、「きくらげとれんこんと野菜の炒めもの。」

楽しみに食べてみる、、、、

つづく

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