
ひとつめの嘘
不倫相手側の弁護士事務所からの配達証明が届いた日のことの続きです。
ひとつめの嘘「相手の親の勘違い」
私は、突然の弁護士から届いた配達証明を握って、なんだかそわそわしながら息子の習い事に連れていきました。
・・・・旦那になんて言い出せばいいのか。
すると、習い事を待っている間にめずらしく、旦那から電話が。。
「なんか届いた?」
「届いたよ」
「そうか・・・なんか【不倫相手の女の名前】の親がおれたちがつきあってると勘違いしていて、配達証明送ったらしくてさ」
「そうなんだ、相手からお金請求されるの?」
「うーん」
「これ事実じゃないの?接吻の証拠写真もってる、とか書いてあるけど」
「うーんどうなんだろうね・・・」
どうなんだろうってってなんやねん。
接吻してるかしてないかぐらいわかるでしょ自分で。
なんでここでごまかされたのに、わたし気づかなかったのか。
「とりあえず、誤解があるから、帰って話すわ」
と言われ、
家に帰ると早く旦那が「心配かけて申し訳なかった」と謝ってきました。
「で、事実ではないのね?つきあってないのね?」と問い詰めると、
「つきあってはない、バスケに行きすぎる娘を心配して、いつも一緒にバスケやっている俺がつきあっていると勘違いされただけ」というので、
「相手の親に勘違いされるくらい、一緒に遊んだりしてたからでしょ。あとさ、あなたはどうも思ってなくても、あの子はあなたのこと好きなのくらい一瞬みただけで私でもわかるよ。その子の気を引いて親に勘違いされてこんな弁護士使われるなんて!育児も家事もせずに、好きなだけバスケいっといて、ほんとありえないことしてるよ」
と怒りました。
「はい。申し訳ありませんでした。」と謝られ、
今後交際をやめるというか、つきあってないというので、しばらくバスケにいかないようにすることを約束させました。
旦那がここで素直に謝ったのは、相手の親が怒って探偵や弁護士を使ったことに焦って、早くこの事件を終わらせたかったからでしょうね。
わたしがここで爆発して、不倫をつきとめて慰謝料請求!とか言い出したら
嫌だったからでしょうね。。