んまつーポス『ホームタウンでJリーグクラブがダンスでワンダフル!』が「KIDS DESIGN AWARD 2022」を受賞しました。
んまつーポスとテゲバジャーロ宮崎、新富町、宮崎市、西都市、宮崎大学産学・地域連携センターが連携してデザインしたプロジェクト『ホームタウンでJリーグクラブがダンスでワンダフル!』が第16回キッズデザイン賞を受賞しました。
https://kidsdesignaward.jp/docs/2020/14thKDawardPressrelease20200821.pdf
「美術館で汗をかく」に続いて、クリエーターの「んまつーポス」がデザインしたのは、スポーツ嫌いな子どもたちがスタジアムに“行きたくなる・行ってみる・行き続ける”「子ども主体のJリーグ社会連携」です!
それは、学校・子どもと地域の人的・物的資源( Jリーグクラブ・選手、スタジアム)を、「創作ダンス」(小学校は「表現」)で繋ぐ、子どもたちの興味・関心を引き出し、熱くさせるプロジェクトであり、それはまた新学習指導要領で示された「社会に開かれた教育課程」のモデルでもあります。
見たかったのは、自分たちが選手のために創作・プレゼントした「個性的・独創的なゴールパフォーマンス」を目の当たりにする子どもたちのシーンです。内容は三つ。
小グループで話し合いながら、選手の名前と特技、趣味等から「ゴールパフォーマンス」を創る・やってみる・見せ合う。
創った「ゴールパフォーマンス」と併せて、どこをどう工夫したかを書いたメッセージカードを選手たちにプレゼントする。
実際にスタジアムで子どもたちが創った「ゴールパフォーマンス」を披露する、等です。
なお、このデザインには、学校・教員だけではなく、地域・Jリーグクラブ・選手、保護者の連携・協力が必須です。特筆すべき成果は、授業を参観したり、子どもたちと一緒に創作した「ゴールパフォーマンス」を試合で披露したりする選手が現れたこと。スタジアムに足を運んで「サッカー選手鑑賞」する子どもが現れたこと。
キッズデザイン賞は、子どもや子どもの産み育てに配慮したすべての製品・サービス・空間・活動・研究を対象とする顕彰制度です。
すべての子どもは社会の宝であり、未来そのものです。
キッズデザイン賞は、多様なステークホルダーとともに子どもの未来が持続的で明るいものであるように、「子どもたちが安全に、そして安心して暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から、子どもや子育てに関わる社会課題解決に取り組む優れた作品を顕彰するものです。
ここでいうデザインは、「意匠」などの狭義のデザインだけではなく、「制度」「取り組み」などの広義のデザインまで含めたものが評価の対象になります。
また、子ども用はもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子ども子育てに配慮されたものであればすべてが対象となります。
キッズデザイン賞を受賞した作品には「キッズデザインマーク」をつけることが認められ、販売促進活動や広報活動などで、その成果を広く社会にアピールすることができます。
※キッズデザイン賞での「子ども」の対象は、0~15歳までを指します。
第16回キッズデザイン賞 受賞
<受賞番号>220034
<受賞作品名>ホームタウンでJリーグクラブがダンスでワンダフル!
<受賞企業・団体名>んまつーポス / テゲバジャーロ宮崎 / 新富町 / 宮崎市 /
西都市 / 宮崎大学産学・地域連携センター
<受賞部門>子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門
<受賞カテゴリー>コミュニケーション D01.アート・創作
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