ワーホリ諦めて復学します
namです.ご無沙汰しております.
表題のとおりなんですが,ドイツ行きを諦めて冬学期から大学院に復学することにしました報告です.
今年いけてももう半年も滞在できない
もし,たとえば(多分9月は無理だし)10月とか,11月とか,あるいは年明けに国境が開くとします.でも,その時点から渡航したって向こうに滞在できるのは3月末までなので数か月しかありません.下手したら観光ビザ程度の期間しかいられないかもしれません.で,そうなってくると,その期間でできることは限られてくるし,大した経験にもならないと思うのです.例えば,語学学校行くにしても学校に通うだけで滞在期間が終わってしまうし,働くにしても何するにしても数か月しかいない人間に対する門戸は決して広くないでしょうし,観光メインに切り替えて欧州一周なんてのも今の時流じゃまだ厳しいですし,今から行ったところできっと長めの海外旅行程度の経験しか得られなさそうだと思いました.少なくとも,後述するような学期や大学を通した留学なんかの兼ね合いを考えると諦めるほうが得策かなあと考えるに至った次第です.
研究留学を視野に入れ始めた
当初の予定では,のんびり一年間待って来夏学期から復学しようかと考えていました.ただ,先日担当教員と話す機会があったのでそれとなく復学時期や来年以降の計画について相談した結果,復学の意思を固めることになりました.抜粋すると,
・来年6月の国際学会(アメリカ)に出てもらうことになっている(ほぼ確)
・望むなら共同研究先(フランスの研究所)に半年ほど連れていけるし,元々その予定で申請を進めている
・それ以外にも授業聴講の協定校派遣や奨学金の申請をするなら大体10月締め切りなので,もし申し込むなら大学に戻って手続きしたほうがいい
・また半年研究室を空けることになるので,今戻ってきて取れる授業すべて取っておいたほうがいい
・共著があるから休学中も実績は残ってるけど,もうすこし実績があったほうがいいから早めに戻ってきて研究すべき
・「去年藤井ちゃんが取って解析したデータめちゃめちゃいいしさらに深い解析の方向性も最近固まったから今帰ってきたらすごいいいとことれるよ!!」
・戻ってこい
要約すると以上のようになります.助教授はありがたいことに私をとても買ってくれているので,なんとか戻ってこさせようと調子いいこと言ってるだけかもしれませんが(前科あり)(失礼)
宙ぶらりんな前項の状況下でドイツに行けたとして半年使うより,来年以降に期待をかけ直すべきかなと思い直した次第です.
半年ニート飽きたしポンコツ化した
前二項に比べれば些細なんですが,脳みそって使わなければ退化するものですね.と思い知りました.この半年,語学は続けてきましたけれど,日々平々凡々と頭を使わずのんびり過ごしてきたのでめちゃくちゃ思考能力が衰えてるのを実感しています.たぶん脳みそつるつるになってる.ので,このまま一年ニート続けたらもっとポンコツになってしまうんじゃないかの危惧を抱いた次第です.あと実家暮らし窮屈で飽きた.酒量増えた.全肯定してくれる人としか話さなくなった.親とも和解し終えた.確かに半年の休養で,ガチガチに張りつめてた性格が少し丸くなったのはとても良かったとは思うんですが,これ以上はいけない.そんな気がします.
というわけで,私は10月からまた試される大地に舞い戻ります.
すべては研究のために…(血涙)