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ไม่ /mâi/ の江戸言葉説

(タイトルに深い意味はありません。学術的な考察とかではありません。)

江戸時代に江戸に住んでた人は、「あい」を「えー」と発音してたそう。
「ちがいない」が「ちげーねー」と発音するそう。
これ聞くと、この言葉自体は現代人の私たちも意味を理解できるし、確かになんか江戸っ子っぽく聞こえる。

「あい」を早く発音するようになると「え」の音になるんですかね。
これ、タイ人の ไม่ の発音と同じような変化じゃん。

タイ語を習いたての頃、ไม่ は /mâi/ と発音しますと習ったそばから、タイ人の先生の例文の発音は、明らかに /mé/ か /mê/ となっている。

明らかに /mâi/ と聞こえないと先生に話したら、「そうですね。はっきり発音してませんね。」でそれっきりになってたけど、いつの間にか、自分も、/mê/ と発音するようになっちゃってた。
きっと、早口で会話している過程で変化していったんでしょうね。50年ぐらいたったら、ไม่ を เมะ とか เม่ะ と書く時代が来るかもしれませんね。(多分来ません)

言語学? 音声学?の詳しい人が、体系的に音がどう変化しやすいのかまとめてくれたりすると、理解しやすくなるのになぁ。

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