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詩【ぽっくりゆきそうになる時に】

ぽっくりゆきそうになる時に
計り知れない魂の奥底の想いを手放してやりたい
ただ自分を遠くから見てあげることが出来ず
繊細で傷つきやすい一面を眺めて浸って過ごす時間身動きが出来ないような突破出来るような

ただ生きているだけの肯定と価値を
湧き水のように浴びたい
ただ息を愛でるような自分を愛している本当は
家族や友人に何を伝えようか
自分で自分を励ましたいという頑固さを受け止め

ぽっくりゆきそうになる時に
もうお腹がいっぱいで静けさ一粒お星さまと願う
優しいだけの片割れをその翼を美しさいっぱいで慰め褒め称え
煌めきを添えて流してあげる
時代や世の中の景色を背に流してあげる

ただ何もしないということに理由を探す必要もなくただ生きているだけの美しい等身大の影を
日が沈むまで眺めている
そんな一日だった


※叙情詩ですがフィクションです。念の為。


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