チェーン店探訪記 ロイヤルホスト|日記
チェーン店に訪れた記録。
今日は土曜出勤で、必要以上に疲れたので夜ご飯は少し奮発して、家から少し歩いたところにあるロイヤルホストで食べることにした。
近くにありながらも、あまり機会がなく(お金もなく)てほぼほぼ初めての入店となった。
ロイヤルホストというと、ファミレスにしては少しアッパーな価格帯で、昔軽い気持ちで訪れたときに度肝を抜かれた記憶がある。
公式サイトでグランドメニューを見ると、やはりファミレスにしては高いが、それでもまったく厳しい価格ではないと判断。特別に疲れを労うために行くくらいは許されるだろうということになった。
入店し、通された席は周りがファミリー客ばかりで、大変賑やかだった。
僕も配偶者も、ざわざわした環境でのご飯が非常に苦手なため、お店には申し訳ないと思いつつも、二人用の席に移動させてもらった。
メニューをじっくり検討し、ここは景気よくハンバーグにしようとなった。せっかくなので、ライスやら前菜やらスープがつくスペシャルセットにした。ここまで来たらロイヤルホストを楽しみたい。
前菜が到着する。
サラダとイクラの冷菜的なもの。
どちらもすごく美味しかった。イクラはクリーミーなものと一緒に食べる。さっぱりしつつも味が濃くて美味しい。
年配の男性店員がハンバーグを配膳してくれた際、「このあと、スープもくるので、もう少し広い席に移動なさいますか?」と案内してくれた。
すでに一度席を移動しているのに、申し訳無さすぎる…と思いつつも、すでに我々のテーブルは料理でいっぱいになっていたので、お言葉に甘えることにした。
ファミレスでこんなに席移動する客いないよ…。
ハンバーグは鉄板の上でじゅうじゅうと音を立てていた。付属のソースをかけるとさらにけたたましく音を立てた。すごく大きな音だったのでびっくりして、それ以降はソースはかけず、つけて食べることにした。
ハンバーグはみちっとした肉質で、まさにハンバーグだった。ガーリックソースもパンチがあって美味しい。
ナイフでハンバーグを切っていると、わんぱくな気持ちになってくる。
しかも、ロイホのハンバーグは他のファミレスに比べて分厚いのだ。気分も自ずと上がってくる。
ファミレスのハンバーグの良い点は、付け合せにコーンが盛られていることである。
肉をカットした際に流れ出た肉汁と、ソースが絡まるだけ絡まったコーンをおかずにライスを食べる。これもまた至福だ。
オニオングラタンスープもついてきた。
これはもう間違いなくおいしい。スープのセンターを占めているパンとチーズも問題なく美味だが、何よりスープ内の玉ねぎが甘くてよい。
ハンバーグがメインのはずだが、このスープもまたメインだ。
デザートはコーヒーゼリー。
コーヒーゼリーにホイップクリームという、まあよくある組み合わせか、と思いながら食べてみると、積み重なったゼリーの奥にバニラアイスが入っていた。これはすごい。
思わぬサプライズに、にこにこしながら食べ終わってしまった。
ロイヤルホスト、価格帯から学生も少なく、一定以上の落ち着いた空間で食事をすることができる。
そして、味も他のファミレスより全然おいしかった。
もちろん、我が家の経済的に頻繁に訪れることはできないが、たまの贅沢で積極的に使用していきたいと思うチェーン店だった。
オレンジ色の光に見送られながら家路についた。