変わったのかわからないもの|日記
先日より幼少期〜高校卒業までを過ごした山梨県に来ている。
今日はかつて好きだったラーメンを食べに車を走らせた。
昭和町にあるラーメン「はねだ家」。
いわゆる家系ラーメンだ。
その昔、まだ醤油や味噌といった普通のラーメンしか食べたことのない僕にとって、家系ラーメンは衝撃的だった。
こんなに濃いスープがあっていいのか?お好みとは??麺がゴワゴワしてる?ほうれん草?
非常にセンセーショナルな思い出として刻まれている。
再訪したはねだ家は店主が変わっていたが、相変わらず人気店のようだった。
食券を買い列につく。
件のラーメンは相変わらず美味しかった。
だが、この美味しさがかつて僕が味わったものと同じものなのか分からず、ある意味で混乱しながら食べ進めた。
文句の付け所は全くなく、非常にうまいのだが、変わっていないのか、変わったのか、それすら判断出来ないほど時が経ってしまったようだった。
まぁ仕方ない。最後に食べてからおよそ10年位経っているのだ。味覚だって変わってくるだろう。
どっちにしても、今食べて「美味しい」と感じたことを楽しもうと思った。
歳を重ねるとこういった再発見とも言える楽しみが増えるのかも知れない。
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