見出し画像

チェーン店探訪記 丸亀製麺

チェーン店を巡る旅。今回は丸亀製麺に行ってきた。

丸亀製麺は店内の構造が本当に素晴らしい。
入店から一方通行で、注文→受け取り→天ぷら選択→会計→トッピング→着席→食事→片付け→退店 が完結していて美し過ぎる。

今回訪れた際は、少し並びができていたので、入口付近で待つことになった。

この待っているところが丁度製麺ゾーンになっていて、店員さんがうどんの赤ちゃんを機械で引き伸ばしている様を眺めることができた。みるみる内に引き伸ばされ、うどんになっていく様子は興味深かった。
これも多分、店側が意図的に配置しているのだろう。

ワクワク

ややあって列が動き、注文口が近づいてくる。
このあたりで、先ほどの麺職人とは違う店員さんが、麺を茹で、上げ、湯切りをしている様を見ることができる。

先ほどのうどんがこうなるのか。と無表情で眺めてしまう。

注文を告げ、お盆と天ぷら皿を取る。

お盆をレール状のテーブルに乗せて滑らせて進む。これも楽しい。

うどんを受け取り、天ぷらゾーンに入る。

注文と天ぷらの間に受け取りという工程が入ることで、天ぷらゾーンに入るまでに若干のタイムラグが発生する。
このラグによって、天ぷらゾーンで渋滞ができにくいように感じる。
ゆったりと天ぷらを検討することができる。
トングをカチカチと鳴らし、ちくわ天を掴む。

今回は肉うどんを頼んだのだが、天ぷらゾーンの最後らへんで肉を焼いてうどんに乗せてくれる。
肉と玉ねぎ、タレが加熱されていく様も間近で見ることができる。

悩ましいラインナップ

ここで、「うどーなつ」なるものを追加購入する。うどんで作ったドーナツのようだ。パウダー状のシーズニングが何種類かあり、これをふりかけて食べる。「秋の新作!」と書いてある焼き芋味にしてみた。これは家に帰ってからコーヒーと一緒にいただくことにした。

うどんを頼んで受け取るだけで、こんなにも楽しめるとは。まるでアトラクションのよう。改めて脱帽だ。

支払いを終え、うどん札なるものを受け取り、トッピングゾーンに向かう。

ここであまり欲張りすぎないのが流儀

ネギをたっぷり、揚げ玉を少し、ごまをたっぷり、生姜もたっぷりめにトッピングする。

輝き

着席し、あらためてうどんを眺める。肉とつゆが輝いていてよきよき。

肉うどんは初めて食べたが、とても美味しかった。
「うまい、うまい」とつぶやきながらうどんをすする。

甘めの味付けをされた牛肉とうどんつゆが奇跡的なマッチを果たしている。ネギと生姜でさっぱりさせながら食べるのもうまい。
うどん自体もモチモチだ。

ちくわ天も汁でひたひたにして食べる。
僕は天ぷらはサックリも好きだが、うどんのスープでやんわりしたのも好きなのだ。

あっという間に食べ終わってしまった。
入店してから食べ終わるまで、素敵な記憶しかない。素晴らしい。

見た目もかわいい

家に帰り、うどーなつを食べてみる。
モチモチで普通に美味しい。
一口サイズなのがまた嬉しい。

うどんも、うどーなつもまた食べたい。

丸亀製麺、日常のアトラクション的うどん体験だった。

こっちがありがとうだよ


おしまい。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集