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2024.12.30
大晦日の前の日という印象だけだった12月30日が、特別な日になってから2年と4ヶ月、3回目の今日を迎えました。
手紙は誰かに読まれることを願って、届くことを祈って書くものだと思っています。
だとすると、きっとこのnoteをジョシュアさんが読むことは間違いなく無いし、自分が残しておきたいから書いているだけだから届かなくていいとも思っているので、なら果たしてこれは手紙と呼べるのかな?と思ってしまうのですが、それでも、大事な人を思い浮かべて、どの言葉がぴったりだろうと一字一字悩んで選ぶこの時間に綺麗に当てはまるのはやっぱり手紙だなとも思うので、これはあなたへの手紙と呼ばせてください。
誰かを、何かを好きだと思うことは、出会った時から少しずつ思いが強まっていって、いずれそれはどこかで一定の熱量を保って落ち着くか、薄れていってしまうかのどちらかだと思っていました。
何かを好きでいることにはとても大きなエネルギーが必要で、それほどまでに多くのエネルギーを変わらず、衰えさせず、ずっと持ち続けることは、少なくとも自分には不可能だと思っていました。
なので、あなたに出会って、こんなにも誰かのことを変わらず、むしろ一日一日、日を重ねるごとに好きの気持ちが強まっていくことにとても驚いています。
ふとした瞬間に、今日も元気だったかな、笑っていてくれたかな、幸せだったらいいなと思って、ただそう思うことだけでつい頬が緩んでしまう、そんな時間を毎日何度もくれる人は世界中探してもそういないでしょう。
あなたに出会ってから、毎年、今年が一番楽しかったなと思って1年を終えています。それは今年もやっぱりそうで、2024年が一番楽しかったなと思いながら今この1年を振り返っています。
そして振り返りながら、たくさんの楽しい思い出、嬉しい思い出、幸せな思い出の間にあなたの好きなところを改めて見つけて、またますますあなたが大好きだと思っています。
MAMAの授賞式でのステージで、パフォーマンス中に突然衣装のズボンが破れてしまって、動線移動をしながら、羽織っていたジャケットをさらりと腰に巻いてカバーしたこと。
一年に一度の大舞台。会場には何万人もの観客がいて、配信を見ている人も含めれば、きっと何十、何百万人もの人の目が注がれていたあの状況で、そんな突然のハプニングにも顔色一つ変えることなく、咄嗟にその場でできる最大限のカバーをし、最後までステージに立ち続ける。
あの一瞬でそこまでの判断、決断をして、そしてそれを実行する姿を目の当たりにして、なんてすごい人を好きになったんだろうと思いました。
そして、衣装が破れているからと言ってダンスの勢いを弱めたり、力を抜いたりすることなく、最後の曲をパフォーマンスし終えるまで、まるで何もなかったかのように全力で踊り、歌う姿に、あなたがステージにかける思いをヒシヒシと感じて、そのプロとしてのステージへの向き合い方に胸が熱くなりました。
ドームツアーの名古屋初日のアンコールの時に、一生懸命日本語でコメントを用意して練習してきてくれていたのに、つっかえてしまって上手く話せなくて、しょんぼり落ち込みながら「明日はもっと上手く話せるようにします!」と言ってくれたこと。
もうその気持ちだけで十分過ぎるほどだったのに、次の日の名古屋2日目のコメントでは、本当に昨日とは全然違ってすらすらとお話ししてくれて、とても驚いたし、一体あれからどれだけ練習してくれたんだろうと思うと、そのひたむきさがとても眩しくてなりませんでした。
「こうします!」とたとえ自分から口にしたことでも、それを本当に守れる人はなかなかいないのに、ましてや昨日の今日で、夜遅くにライブが終わって、2日目もライブ前のイベントや何やらで時間もなかったであろう中、きちんと約束を守ろうと頑張ってくれたこと、そして守ってくれたこと、とても嬉しくて、あなたの話す言葉一つひとつが余計に愛しくて大切に思えてなりませんでした。
そして、今でも目に焼きついているドームツアー大阪2日目のアンコール。
メンバーたちに振られて、メインステージからバックステージまでの花道を全力疾走することになったこと。
振られてすぐは「もう〜」と言うみたいに困ったように笑っていましたが、曲がかかり始めれば一気に顔つきが変わって、バックステージまで本当にノンストップで全力疾走して、それどころか走りながら客席へ向かってハートを飛ばしたり手を振ったりしていて、一体どこからそのエネルギーが出てくるのだろうと、走るあなたの姿から目を離すことができませんでした。
3時間近くのライブ本編+1回目のアンコールまでやって、当然その間ずっと歌って踊って休みなくステージに立っていたのに、最後の最後、ここであれだけ全力でダッシュできるなんて、その体に蓄えられたスタミナと、それを培うためにかけられた努力と時間を思うと、バックステージの端から端まで走り、曲の終わりに合わせてポーズを決める姿がとてもかっこよくて、なんて綺麗なのだろうと瞬きをするのすら惜しくなりました。
あの日、私は三塁側の席が当たっていて、ちょうど花道を横から見る形になる席でした。
このドームツアーで唯一指定席で入れる公演。せっかくなら正面に近い席で見たかった。
入れるだけでありがたい。そうは思いつつも、そんな風に思う気持ちがないわけではありませんでした。
でも、あの瞬間、あの光景を見た時、この席でよかった、この席がよかった、そう心から思いました。
会場いっぱいに広がったペンライトの光の海の向こう、真っ直ぐに伸びた花道を駆け抜けていく姿は夜空を走る彗星のようで、こんなに眩い景色があるのかと思って、ペンライトを振りながら、掛け声をしながら、泣けばいいのか笑えばいいのかわからなくなりました。
眩しいなあ。
綺麗だなあ。
かっこいいなあ。
大好きだなあ。
浮かんできた感情はたくさんありましたが、中でもひときわ大きく、真っ先に浮かんできたのは「ありがとう」という感謝でした。
出会ってくれてありがとう。
アイドルになってくれてありがとう。
ここまで歩いてきてくれてありがとう。
あなたに出会えてよかった。
あなたを知らずに終わる人生じゃなくてよかった。
あなたに出会った日から、絶えず胸の中にある気持ちがぐんと大きく膨らんで、ただただ感謝の気持ちでいっぱいになりました。
それは、この手紙を書いている今も同じです。
一番はじめに、自分が書きたくて書いているだけだから届かなくていい、そう書きました。
でも、今こうして書いていて、やっぱりあなたに届いてほしいなと思っています。
ただ、それは私がどれだけあなたが好きか、あなたを大切に思っているか伝わってほしいということではありません。
あなたのことを好きだと、大切だと思う人がいて、あなたにたくさん笑顔をもらった人がいて、あなたに救われた人がいるというのが、少しでもあなたに届けばいい。それが届くのなら、その発信元は私じゃなくても、ほかの誰かでも全然構わない。
ただただ、あなたがどれだけ愛されているか、誰かにとっての光になっているか、それだけが混じり気なく真っ直ぐにあなたに届いて、あなたの幸いとなってほしい。
足りるなんて思えないけれど、それがあなたにもらったたくさんの喜びや幸福に少しでもお返しできる、せめてものことだと思うのです。
ドームツアーの間、「恩返しする」そう何度も言ってくれましたね。
でも、ジョシュアさんに恩返ししたいのも、恩返ししないといけないのも、全部私たちの方なんですよ。
あなたに幸せをもらった人がたくさんいて、あなたがいるだけで笑顔になれる人がたくさんいて、あなたのことを大切な光だと思っている人がたくさんいる。
そのことがあなたに届きますように。
そしてそれが、あなたがこれからまた歩いていく糧になったのなら、あなたの幸せになったのならこんなに嬉しいことはありません。
ジョシュアさん、お誕生日おめでとうございます。
あなたが健康で、幸せで、たくさん笑顔を咲かせることができる1年になりますように。
大好きです。