Tera 테라
学振若手研究者海外挑戦プログラムで韓国へ調査に行った時の経験をつらつら書いた記事のまとめです。
渡航までのゴタゴタDay46 関係各所との調整に追われる 採用の連絡があった翌日、ちょうど指導教員との面談があり、直接報告しました。激励を頂いたのを覚えています。 (おそらく助成関係でいい報告をしたのはこれが最初だった気がします…) ちょうど面談を前後して学振からメールがきました。 採用の際には受け入れを承認する書類を提出しなければなりません。渡航間近なので手引きを確認して必要書類を提出するように、とのことでした。 また大学での手続きと同時にビザの申請もしなければなりま
申請〜採用内定Day365〜いくつかの助成に申請する 前回の記事でお伝えしたとおり、私はコロナ禍を経て、海外経験、現地調査の必要性を強く認識し、渡航を決意するに至りました。 しかし海外渡航にはまとまったお金が必要です。 私は当時、日本学生支援機構の奨学金(=借金)はあったものの、学振DCをはじめとする博士後期課程を対象とした助成にはことごとく落ちており、韓国で数ヶ月〜1年の中長期もの間、滞在可能な資金はありませんでした。 そもそも大学院生が海外で調査・研究をする際に利
2021年8月から2022年6月まで、日本学術振興会が博士後期課程の大学院生向けに実施している「若手研究者海外挑戦プログラム」(参考:日本学術振興会)の支援を受け、韓国・ソウルに研究留学していました。 過去の支援先を見てみると、人文社会系で韓国に滞在した例は私を除いてお2人しかいらっしゃらなく(さらにお2人とも人文です*2023年9月現在) また政治学でアジア方面に研究留学に行く例も少ないように思います。 そこで本記事ではコロナ禍で私が韓国行きを決意し、本助成に申請するま