飛行機でマンドロンチェロを運んだ話。
はじめに
私は趣味でマンドロンチェロという楽器を弾いています。週末にレッスンを控えているところ、夏休みで2泊3日で帰省することになりました。帰省中も練習しなきゃと思い、楽器も持っていくことにしました。その体験を書きます。
大きめの楽器を持っている人が、飛行機で移動するときの一例として参考になれば嬉しいです。
持ち運ぶ方法
移動は飛行機(スカイマーク)なので、スカイマークのQ&Aを読みました。
【国内線】機内に楽器を持ち込むことはできますか?
持ち運ぶ方法は3通りありました。
・機内持ち込み手荷物サイズ(55cm×40cm×25cm以内で10kg以下)内の大きさの楽器なら機内に持ち込める
・サイズを超える大きさの楽器は預かり手荷物として対応
専用ケースがある(内寸:縦48cm×横141cm×高さ22cm)が、用意できない場合もある
・楽器用の座席を、特別旅客運賃(1席一律10,000円)を購入して、機内に持ち込む
楽器ケースのサイズ
手持ちの楽器ケースのサイズを測りました。「縦41cm×横111cm×高さ29cm」でした。私のマンドロンチェロはラウンド型なので高さがあります。
機内持ち込み不可、かつ、専用ケースにも入らないので、ケースごとそのまま預けることになりそうです。
座席の購入については、家族での移動で人も荷物も多いので、今回はやめました。
ケース自体は丈夫だから大丈夫と思うけど、中でぐらぐらしないように、きっちり入れなおして、ネックのあたりにクロスを詰めました。ケースをプチプチで包んだりとかはとくにしませんでした。
当日空港で
チェックインを済ませ、荷物の検査をして、預かり手荷物のカウンターへ行きました。スーツケースと一緒に預けました。追加料金はなく、普通に預かってもらえました。
ターンテーブルに載せて良いか、手渡しが良いかと聞かれ、手渡しをお願いしました。
受付の女性の方が、上下逆に置いていたので、ひっくり返すようにお願いしました。上下を示す矢印の紙をつけてくれました。
荷物検査のおじさんも上下逆にしていたので、なるほど、普通の荷物だと広い面を下に置くものだよなあ、と思いました。
到着した空港では、ちゃんと、手渡しで受け取りました。
帰りの空港でも、チェックインして荷物の検査をして、荷物のカウンターへ行きました。受付のお兄さんが「これはマンドリンですか」と言ったので、ちょっと驚きました。ちゃんと背側を下に置いていました。そして、やっぱり、上下を示す矢印の紙などをつけてくれました。
取り扱いについてとくに要望はしませんでしたが、到着後、手渡しで渡してもらいました。
楽器を飛行機に預けてみて
行きも帰りも、荷物検査やカウンターの方が丁寧に扱ってくださって、安心して預けられました。まだ1回しかやっていないので、これで絶対大丈夫という訳ではないですが、楽器と一緒に遠出する自信がつきました。
楽器とは関係ないけど、ターンテーブルに流れてくる荷物、持ち手が全部こちら向きに並んでいました。取りやすいようにという気遣いのはずで、感動しました。
参考にできるサイト
エアトリ 飛行機に楽器を預けるのは不安・・・飛行機での楽器の対応まとめ
ソラハピ 没収や破損が心配…飛行機に楽器を持ち込むときの注意点