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子供とは、仲間でいたいと思うから、褒めない。

昨日、褒める事について、叱ることについて書きました。
コメントもいただき、さらに、考える機会を与えてもらいました。

https://note.com/sinkyuikoi/n/n76def079cb60

褒められる弊害は、
褒められる事を、行動の基準に考えると、
自主性がなくなるかもしれません。


たとえば、先生に褒められたいから、勉強を頑張る生徒がいるとします。
来年度、その先生が転勤になったら、やる気をなくすかもしれません。

その先生が褒めてくれなくなったら、自信をなくすかもしれません。

褒める側に、相手を操作しようという下心があれば、
相手は即座に見抜くかもしれません。


息子が、小学校1年生の時、学校に行き渋った時、
どうしても行ってほしくて、
褒めたり、なだめたり、はげましたり、脅したりして、
行かそうと試みました。

そこに、相手に対する、思いやりはなく、
自分のことしか考えていませんでした。
息子を信頼していなかったんですね。


相手を認めるとは、結果に焦点を当てるのではなく、
過程を見る、そして、その人、全体を包み込むという
視点が違うと思います。


なぜか、娘の将来については、小さいころから心配していなくて、
この子は、全く大丈夫と思っていました。
だからか、娘の決定に、反対したことはないし、
応援できました。

親が、子どもを信頼できないのは、悲劇です。


今日は、親子関係に絞っての話ですが、
私は、子どもには、味方でいたいと思うので、
叱るも、褒めるもしないようにしてきました。

小さい時は、感情的に怒ったこともあります。
子供は、覚えています。こわ。

子供は、大人が思う以上に、物事の善悪を分かっていると
思います。
それでも、悪い行動をする。その理由は、いくつかあります。


①よい行動の仕方がわからない。
②悪い行動をする方が、メリットがあると思っている。
目立つ、親の関心を引くなど。
③感情のコントロールが効かない。
欲望が勝ってしまう。

そのどれかを見極めて、アドバイスや、寄り添いをすればいいのかと思います。

多くは、親の関心を引きたいと思うので、
悪い行いをしたときに、注目するのではなく、
よい行動をしたときに、注目することで、改善すると、
アドラー心理学で、学びました。

よい行動に注目が、褒めるだと、これはまた問題ですが。

子育ての悩みは、いつの時代になってもなくならないでしょう。
親子がよい関係を作る事は、自分の人生にも大きく影響するので、
これは、避けて通れない事でしょうね。

よい一日を!



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