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特別支援学校に行くデメリット

久しぶりに息子の事を書きます。
息子の発達障害については、たくさんの記事を書いてきました。

息子は、中学まで、普通学級で、高校は、特別支援学校高等部に入学、
今は、専門学校の学生です。

私は、特別支援学校高等部に息子が行って、良かったと思います。
それは、今、息子は、自立に向かって歩いていると思えるからです。

しかし、果たしてそれが、最善の道だったかは、分かりません。

昨日、一人暮らしの家に帰る予定だったのが、もう少しおるわと言って、今も自宅にいます。

「友達がよすぎて、帰りたくなくなるわ。」と。
冬休みの間、毎日、息子は、友達と遊びに出かけていました。

13人で忘年会をしたり、ボーリング、ビリヤードに行ったり、
初詣に行ったり。

2人以外は、社会人です。

みな、小学校、中学の友達で、変わらぬ友情に羨ましいくらいです。
喧嘩をしません。息子は、人の事を悪く言いません。

「専門学校には、そんな友達おらんから。」と言います。
息子の学年は、60人ほどのなか、男子生徒は、一桁です。
専門学校でも、友達関係はトラブルもなさそうです。

息子は、友達のことで、トラブルになることは、なかったです。
発達障害の子や、不登校の子で、割と聞くのが、人間関係のもめごと、
誤解からの喧嘩や、仲たがい。

それは、息子にはなかったので、周りからも、なかなか障害があるように
みられなかったのかもしれません。

もし、(もし論なんて言っても仕方ないですが)
息子が普通の高校に行っていたら、と時々考えます。

もっとたくさんの友達と、高校生活、部活などを楽しめたかもしれない。

しかし、勉強についていけなくて、また不登校になって、退学になったかもしれない。

中学校で、支援級からは、普通高校に行けないからと、
途中で、支援級から普通学級に変わる生徒さんもいるようです。
実際、数名知っています。

特別支援学校高等部ではなく、普通の高校に行かせたい親の気持ちは
よーくわかります。

特別支援学校に入学すると、障害者としての就労、支援が用意されていて、
それから抜け出せないようでもあります。

息子は、今、専門学校に行っていますが、それは、まれなケースらしいです。

特別支援学校に行って、卒業後を考えると、デメリットもあります。

入学時から、卒業後、どういう道に進ませたいか、考えて、先生と連携をとっていくのが、いいと思います。

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