すべての学校が特別支援学校になればインクルーシブ教育が可能になるのでは。
昨日、特別支援学校の教師だった方とお話する機会がありました。
定年退職された方で、ずっと特別支援学校の教師をされていたそうです。
「楽しくて楽しくて」とその方はおっしゃっていました。
初めての年に、こんな楽しい所があるんだと思ったそうです。
子供たちは、素直で、可愛い。いとおしいと。
私の息子の一連の話をして、「特別支援学校の先生方には、感謝してもしきれないです。」というと、
それを聞いてとても嬉しいとおっしゃっていただきました。
その先生も、インクルーシブ教育には、手放しで賛成はされてなくて、
「みんなが、特別支援学校のシステムになればいいんだけど。
みんなに個別支援計画を作ればいい」と言われ、そうだ!
特別支援学校が普通学校になればいいんだ!
普通学校の先生は、特別支援学校を見学したこともないのでしょうか?
私の中学校の担任の先生は、見に行った事がないと言っていました。
システムがまるで、違うのです。
特別支援学校では、個別の支援計画というのが、作られて、
年度初めに、家庭訪問の時に、保護者に確認し、
教師、生徒、保護者は、その目標に向かって、学校生活を送ります。
息子の場合は、
規則正しい生活をする
サッカー頑張る
アルバイトのしてみたい
などなど。
計画は途中で変更もありだったと思います。
その子にとって、今、何を目指すのかを、共通認識しているというのは、
大切だと感じました。
私にとって、特別支援学校の先生は、とても大変だろうと思っていたのですが、昨日、楽しいと聞けた事は、意外な気付きでした。
教師が楽しいというのが、大前提ですよね。
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