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人に伝わらない事のもどかしさ
本音で話したい人がいる。でも、嫌われたくないので構えてしまう。
先日、その人と話していたら、話が突拍子もない方向にいった。
人のために仕事をしている訳ではないという話しになり、人の為に貢献したいというのは偽善だと思うという話になった。人に親切にするのは、少しでも見返りを求めているから自己満足であり、人のためでなく自分のため。物質的な見返りだけではなく、「親切な人だな」と評価されたいという見返りも含めて、自分のためだ。と言った。相手は怪訝そうな顔をしたのに気づいた。それでも、止める事ができなかった。
例えば、私の鍼灸師としての仕事は人のためではなく、自分のためだとはっきり言える。鍼の結果が効果があるかないかを探求したいというのが第一。人に「ありがとう」と言って嬉しい気持ちになりたいというのがその次。好きなことを仕事にしたというのもある。人のためになるために鍼灸師になったのではない。自分の仕事が結果人の役に立ち、社会に貢献出来たらいいとは思う。
分かってくれたのか、分からなかったのか。夜になって、思い返すと言い過ぎたかなと後悔した。
優しい人間になるより強い人間になりたい、と願う自分は弱い人間なんだろうね。