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時給はあがっても扶養内で働かないといけない学生

私が高校1年生の夏休み、初めてのアルバイトの時給は450円でした。夏休み週6働いてひとつきに8万円くらいもらったのを覚えています。高校生にとっては大金でした。その次に働いたパン屋さんは時給500円。そこで高校3年生まで働きました。週に2,3日たった3時間のアルバイト、冬はお店の閉店時間が7時半から7時になったので、冬は2時間半のアルバイト。月に2万円は稼げなかったのです。大学でよくて時給1000円。たいがい、700円~800円くらいでした。

それが今では最低賃金1052円(兵庫県)大阪府は1114円。時給が上がるのは良い事です。嬉しいです。でも手放しで喜べないのです。娘は大学生でもちろん、父親の扶養内で働かなくてはいけません。103万円を超える事はできないのです。それで娘は今アルバイトをすることができません。12月になれば支払いは来年になるので、それまで制限しないといけないのです。

103万円、130万円の壁は私が大学の頃から同じです。時給があがってもそこが上がらないと学生、主婦は結局働く時間を減らさなくてはなりません。雇う側にしても困難な事だと推測します。人手不足はそこが原因なのではと思います。

今回の選挙でも時給1500円にという政治家はいましたが、このことに触れている人はいたでしょうか?なぜ、30年以上変わらないのか不思議です。扶養の壁を撤廃するという話も聴きますが、確かな情報は分かりません。学生の方、主婦の方、どうされていますか?

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