姫路城の桜と考古園での気づき
一昨日、月曜日に、姫路城と好古園に行ってきました。
桜を見に。
8時についた時には、予想以上に人で、9時開園なのに、30人以上の人が、もう並んでいました。
私は、お城の中には入らず、行ったことがなかった、好古園に行くことにしました。
9時の開園時には、4人だけ。
ひっそりと静まり返った庭園で、心が洗われる感じでした。
この土日は、仕事が忙しく、喧騒を逃れてきたと思っていたのですが、
ふと、この治療こそが、私自身への癒しなんだと、
気づきました。
前日、新規の方を施術させていただいた時に、
患者さんの状態を聞いて、触って、感じて、鍼をして、お灸をして、
それは、一種の儀式とも取れるような動作でした。
それをさせていただいているんだと
ふと、感じたのです。
お灸は祈りだと、常々感じていたのですが、
何か、自分の中で、吹っ切れるものがありました。
その帰り道、
姫路のピオレというショッピングビルにある
ボールマシンをみました。
これって「人生だな」
ボールに意志はなくて、他のボールが自分の押してくれたり、
5個並んだら、その重さで、てこが働き、上に行けたりする。
外からの影響でしか、動けない。
そして、同じところを、永遠に回っている。
なんか、いとおしくなって、ずっと見ていたい気持ちになりました。
それでも、そのボールの速度は、一定ではなくて、その時の落ち方によって、他のボール 3つを突くこともあれば、1つにしか影響しない時もある。
私も、人の影響を大いに受けている。
自分で考えているつもりだけど、ほとんどは、人からのものなんだろうなと
なんか、深刻になるのが、おかしく感じました。
今日も一日、楽しく過ごします。