生活保護のお金でギャンブルをしていいのかという議論岡田斗司夫のYouTubeを見て思うこと
岡田斗司夫さんの話は私は好きだ。昨日たまたま見たチャンネルで思う事があった。
生活保護受給者がギャンブル・酒にそのお金を使うのなら、保護を打ち切るべきだというアンケートを取ったら、どちらかといえばも含めれば約8割が賛成意見だった。しかしそれは危険だという人がいる。
不摂生な生活をして糖尿病になったのに、保健制度で治療を受けるのは腹が立つと言った麻生さんの例をあげて、自己責任がまかり通り、アメリカのような制度になる可能性を指摘している。
生活保護という働かない奴隷制度を与えて、社会から排除しようという風になりかねないと言っていた。お金あげるから会社で働くのは迷惑だからやめてね。
似た状況だと思ったのが、障害者を普通学校から排除しようとする空気だ。息子の中学校では、真面目に勉強している生徒の権利を守るという正義の元、遅刻してきた子、不真面目な子には厳しい雰囲気だった。校長は、遅刻して教室に入る事自体が、勉強している子の集中力をそぐ迷惑行為だと私に言った。学校経営という物があるからと制服を着ないのなら学校に入れないと言った。学校のルールが守れない生徒は、発達障害という診断を取ってきて、支援級なり支援学校に行くのがいいと言わんばかりだった。
実際、スクールカウンセラーは言った。今の学校は発達障害探しのようになってしまっている。それが当事者にとっていい事だと信じているらしい、と。しかしスクールカウンセラーは学校には物申せない。なんとも理不尽な世界だ。
多様性を認めよう!!まるでキャンペーンのようだ。できないからこそ、こういうキャンペーンが必要だ。やってますアピールだ。
私が子供の時代はクラスになじめない児童はいたが、先生に怒られながらでも、そのクラスにはいた、いるしかなかった。身体的障害は別として。今は、発達障害という障害として認められ、包括せずむしろ排除の対象になる。排除している側(教師)はそれが善だと信じている。教育という仮面をかぶった矯正を行う学校という場で。学校のルールが守れる良い子を守るために。