羽仁もと子という人
私が入っていた婦人之友友の会は、家事を通して人生を豊かにしようという活動でした。その為に、家事、家計をきっちりして、食事に気を配りましょう。
今も『婦人之友』という雑誌がありますが、100年近く前から続いていることに驚きます。そしてその愛読者が集っているというのも他の雑誌にはないのではないでしょうか?これほど多くの会員、長く続いているというのは。
羽仁もと子という人の事、その時はあまり深く考えず、読書をしていましたが、日本初の女性新聞記者でジャーナリストだったのは、後で知りました。そういう事は会では語られなかったです。
昭和時代、女性が家庭を守るのがよいとされた時代に、ジャーナリストになり、婦人之友社を創立された強い女性だったのでしょう。そして、女性のための雑誌を作られたのでしょう。
生き方が多様化して、結婚するもしないも、どこに住むのも本人が決める事ができるようになりました。今までに、たくさんの人が闘い、新しい道を切り開き、前例を変えてきたという歴史があるのです。そういう方々に感謝します。