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仕事の考え方① 売上を上げてはいけないと、開業5年目くらいで気づいた

私の夢は、お腹いっぱいマンゴーを食べる事です。

1人鍼灸院を始めて、7年が経ったので、経営的にも安定して、
リピーターの患者さんや、数年経ってから来てくださる方。
紹介をしてくださる方と、ご縁をいただいております。
感謝です。

今日は、経営に対する考え方をシェアしたいと思います。

私は、鍼灸師になる前までは、専業主婦で、結婚してから出産までは、
パートタイムで働いた事はありますが、もう、15年くらいは、仕事に就いていませんでした。

43歳で鍼灸師の資格を取ってから、整骨院に3カ月(その院は、閉院)その後、整形外科、脳神経外科のリハビリテーション科で鍼灸施術をするパートタイムで約2年働き、開業を決めました。

開業するにあたって、先輩鍼灸師の鍼灸院を見学させてもらいました。
数冊、経営に関する本も読み、個人事業主向けのセミナーなども参加しました。

よく言われるのが、目標を紙に書く!

例えば、月収50万円!とか、何月までに月収100万円!

などなど。私も書きましたよ。

月収30万円

最初の年は、目標達成できず。それでも、達成したら、次は、月収40万円。

ふと、思ったんです。

売上にこだわる必要ないやんって。

皆さん、なんで、売上、売上って言うんだと。

もっと大切なのは、利益であって、
時間当たりの稼ぎであって、

さらに突き詰めると、なんのためにお金がいるかという事です。

むしろ、

売上を上げてはいけない。

そう気づいたのが、2年ほど前。

コロナの状況の中、最初の緊急事態宣言で、当院も患者様が減り、
時間ができた時に、なんのために働くか、何を目指すのか
考えました。その結果、売上を追ってはいけないとの結論に至ったわけです。

そうしたら、逆に売上は上がっていきました。不思議ですよね。

2年間、売上にこだわらず、患者さんの症状の勉強や、
患者さんのカルテを見直したり、院を掃除したり、
意識を変えるようにしました。

去年の決算書を見て、健全な経営ができていると感謝しています。

そして、最近読んだ本に、まさに私が考えていたことを、
会社の社長さんが話されていました。

『売上最小化、利益最大化の法則』木下勝寿 著

売上でなく、利益をあげないと意味はない。利益を上げるために必要だと思ったらする。逆はしない。

この本で、印象的だったのは、ご縁のあったお客さんとずっとお付き合いするという気持ちで接する、そのためにできる事をするという考え方だ。

私も、そう思っている。ご縁があって、来ていただいた方に、
一生、そのお子さん、お孫さんまで、相談していただけるように。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。

良い一日を!


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