息子の発達障害 インクルーシブ教育と特別支援教育について考える
最近、インクルーシブ教育について考えていたら
たまたまこの動画をみました。
フィンランドの校長先生が、日本の小学校のマラソンに対して、
異議を唱えています。
日本では、自分との競争とか言いながら、順位をつけています。
日本の校長先生の言ってる事は、日本では最もな事です。
自分の順位を次は上げて、って
上げる子ばっかりなのが、不可能なのは、明らかで、
上がる子がいたら、下がる子もいる。
私が小学校の時、運動会で、順位をつけるのがなくなった時期があり、
途中まで、全速力で走って、ある地点からは、力を抜いて、
みんなで、一緒にゴールするという、謎のルールができた時期がありました。
私は、運動が苦手だったので、かえって、嫌でした。
逆に、遅い事が、そんなにいけない事なの?と思いました。
そうする事で、順位に固執しているのです。
競争社会のなかで、インクルーシブ教育は育つことは難しいでしょう。
実際、この記事に書いたように、成功しているケースもあり、
本人も、周りもハッピーなインクルーシブ教育を実践された先生もいます。
素晴らしい先生だと思います。
息子の場合は、小学から中学までは、普通学校普通教室で、過ごしました。
結局、中学はほぼ、不登校で過ごしましたので、
私は、特別支援学級に行かせたいと思ったのですが、
今となっては、行かせなくてよかったです。
普通学校の、特に息子の中学の中の、特別支援学級は、
隔離された教室のようでした。
高校で、特別支援学校にいってからの、息子の成長は
著しいものがありました。
これが、普通高校や通信制高校に行っていたら、
今の息子にはなっていなかったと思います。
それは、先生方の理解と柔軟な対応が
そうしたと思います。
柔軟な対応ができるのは、特別支援教育なのかなと思います。
それと、特別支援学校の間は、
競争しない生活ができていたので、
自分と取り戻せたのかなと。
インクルーシブ教育は、理想です。
息子にも、いろんな人がいる環境で、教育を受けれたら、
どんなに良かったでしょう。
しかし、日本の教育は、私の理想としている教育とは、
ほど遠いのが、現状です。
私の理想と、教師の理想が、かけ離れていそうです。
まずは、インクルーシブ教育を話し合う前に、
教師、生徒、保護者、一般の人、教育専門家
みんなで、理想の教育や、現状の問題について、
意見交換していくことが必要じゃないかなと思います。
保護者が意見すると、モンスターペアレントとか言ってる時点では
問題は、ふたをされたままです。
読んでいただき、ありがとうございました。
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