秋の朝の空気を吸い込みながら
おはようございます。
朝が急に涼しくなりました。この秋を感じさせる朝の匂いすごく好きで、思わず呼吸が深くなってしまいます。ずーっといたい。この匂いの中に。
文学の扱う体験が日常的体験とは異なり、日常生活の観点から役に立たないものであると言うのは正しいけれども、人生に役立たないものであるということは全く正しくありません。
#文学とは何か by 加藤周一
最近、自分自身が原理原則、その汎用性ばかりを追い求めていたことに気づきました。その先に誰かが役にたつものが存在すると確信していました。
なんだか自分がそのような見方ばかりしていたからか、世の中もなんだかそのような感じになっているような気がしてしまいます。
世の中のトレンドといいますか。
確かにそれは仕事においては、重要な考え方だと思うのです。
しかし、その汎用性を人生全般に用いるのは、人生をかなり味気ないものにしてしまいます。
日々の体験はそれ自体が人生において唯一のものであり、2度と帰ってこないものである。
すごく当たり前のことなのですが、そんなことに上の本を読んで気がつくことができました。
焦ることなく、日々のその目の前にある一瞬を楽しんでいきましょう。
それでは今日も素敵な1日を。