また小さな庶民
こんにちは。
何か、自分の抱えている問題を解決しようとした時に、その解決方法が巷にものすごく溢れている。
「テレビが壊れたから新しいものが欲しい」
「もっと良いスマホが欲しい」
しかし、あまりにもその解決方法が多すぎて、逆に選ぶことに時間と体力を使いすぎていないだろうか。
例えば、テレビ1つとっても有機ELにするか4Kにするか、大きさ、値段、会社、どれも選択肢が多すぎるくらいあり、どれを選んでいいのか分からなくなる。そしてだんだんとお店の人の言うなりになっていってしまう。
スマホもそうだし、パソコンだって同じ。
そうしているうちに見過ごされていることがある。それは
「解決することの目的」である。
そもそもなぜテレビが欲しいのか。なぜもっと良いスマホが欲しいのか。そこに時間を割くべきはずなのであるが、いつの間にか、新しいテレビでどれが良いか。どんなスマホがいいか、に目的が移ってしまう。
「解決することの目的」を明確にしていれば、実はあることに気づく。それは
「どの解決方法もそんなに大きな差異はない」ということである。
テレビが多少小さかったからといって、そこまで大きな差はない。有機ELか4Kかのどちらを選んでもそこまで大きな差ではない。
自分たちはこうも簡単に手段が目的になってしまう。
目的を明確にして、その目的を達成することに一番相応しい手段を選ぶ。
たったこれだけの当たり前のことが非常に難しい。
人間の「よりよくありたい」という欲深さや思考を節約しようとする脳の仕組みがそうさせる。かくいう自分もその欲や脳の仕組みに操られている一人ではあるが。
忘れないようにここに書いておこうと思う。
目的を明確にすること。
その目的を達成することに一番相応しい手段を選ぶこと。
その手段は何を選んでも大きな差異はないこと。
今日も健やかに頑張ろう。
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