断捨離?感謝離。
人生50年経って思うことは、無駄なことってないってこと。今無駄に見える物でも、必要な時はあった。だから今まで自分の理解を超えることをする人を見てちょっぴり批判的な気持ちになったりもしていたけれど、側から見たらどんなに無駄に感じても、その人にとってはその時それが生きていく上で必要なことなんだ、って思い直すと優しい気持ちになる。歳を重ねると丸くなるってこういう事なのかもね。自分の目だけで見ていたことが、いろんな目で見られる様になってくる。
就職、進学と相次いで娘たちが家を出たので、部屋を整理することにして、ゴミ出しの日にちょこちょこ今後使わないと思うものを捨てていくことにした。
とはいえ、私は断捨離が苦手中の苦手。思い出に浸り出すと、止まらず出したものをまた全部元に戻したりしてしまう。
でもね。これも歳を重ねたからなのか、思い出は胸の中でいいかな、とも思い始めている。かなり片付け上手だった義母も、思い出深いものをちょっぴり残して天国へ。そこで「天国に行く時には手ぶらなんだな」って改めて思った。
思い出深いものはチラチラ目に留まるし手も止まるけど、どうしても見返したいものは写真を撮って前に進む
ぬいぐるみや服は「ありがとう」の気持ちを込めて、洗ってお天気の良い日に干して見送る。どれも決して不要なものじゃなかった。子どもたちが小さい頃たくさんお世話になった。
とてもとても辛いけど、もう新しいものはいろいろ買わないって心に決めて身軽にスッキリ暮らすために。断捨離ならぬ感謝離。
「ありがとう」っていいながら手放していく。
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