Camblyで世界の旅(19)〜「俺、多分コロナだわ」オンラインレッスンあるある？

　先日のレッスンの先生はやけにテンションが高かった。何かやってるのか？というよりは、逆に体調が悪かったみたいだ。いちいちリアクションが絵に描いたネイティブ講師みたいにすごくて、普通に質問に答えても"Wow, amazing!!"って言ってくれる。どんな話でも"Interesting."って言ってくれるのは、きっとこの先生の性格だと思うけど。
　Cambly講師の中には、生徒の英語力を伸ばしたいっていうのが軸の人もいれば、いろんな国の人と話してみたいって自分の興味が軸の人もいて、この先生は後者だと思う。レッスン内容はほぼフリートーク。一応テーマが決まってたけど、みんなに適当な話題を振ってそれを話すみんなを眺めつつ、英語的にこう言う表現もあるよ、っていうのがあったらサラッと出してくる。その間合いは、さすがベテランという感じがあって心地よかった。

　クラスは3人全部日本在住。一人は中国の方で日本に20年以上住んでいる。もう一人は私の住む場所から外国ほど遠い場所に住む若い男性。以前は日本人同士で英語を話すことに抵抗があったが、ほぼ日本語同様のノリで英語を話せる様になったら、相手が日本人だろうが海外の人だろうが関係なくなった。
　むしろ、英語で話している方が「人が人に見える」のだ。日本語で話していたら相手の年齢や立場などいろいろ考えないといけない。私はね。でも、英語で話す時は相手の性別も年齢も何も気にならなくなる。ただの人だ。
そういう感覚が好きなのかも知れないな。

　レッスンも終盤に差し掛かった時、先生が"Excuse me."と何度も画面からいなくなる。「鼻水が止まらなくてさ〜。ってか俺、絶対コロナなんだよね。喉痛いし。」って。あまりの突然の告白に全員苦笑い。「俺、絶対コロナ」って言葉があまりにも新鮮な気がしたのは、きっとそう自覚しても対面では絶対にみんなひた隠しにするからね。オンラインならではの告白。
よー頑張ってるわ、先生。Take care of yourself!!