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体を張って語学習得観察日記①

 2022年6月某日。ふと思い立って、ずっとしたかったことを突然始める決心をした。それは「0からの言語を学んでみること」。
 私が話すのは日本語と英語。日本語は母語として知らない間に学んでいたし、英語は幼児期の英語教室から始まり現在に至るので、やはり知らない間に知っていた節もある。そこで、この語学講師としての私が全くちんぷんかんぷんの0からの言語にトライしてみて自分を観察した結果、どんな学習者視点が得られるのか。それがずっと知りたかった。ずっと興味があって、それを実験・観察してみたかったのだけれど。それがなぜかたまたまこの日だったのだ。

何語を学ぼうか、どうやって学ぶ?

 私はちょこちょこと語学に興味を持ち、韓国語は時々思い出した様に教室に通っていた。基本的な挨拶ができてハングルが読める程度なので、却下。
世界で2番目に広い範囲で使われているというフランス語にも興味が湧いたが、私の大学生の時の第二外国語がフランス語だった。陽気で楽しそうな先生だったけど、当時の「させられてる感」と「定期テストのためにしなくちゃ感」で楽しめるどころか全く覚えていない、空白の4年間。とは言え、発音や語彙が少し残ってる気がするので、こちらも却下。

 ということで。考え抜いた結果、ほぼ初対面だけどフランス語に次いで、世界の広い範囲で使われているスペイン語に決めた。

 教育畑の人間としてAIが教育にもたらす可能性に興味があったので、スペイン語学習の最初は、1年間完全にアプリのみに頼って基本を身につけることにした。そして、日本語は通さず「英語で」スペイン語を学ぶことにした。まずはそれを目標にしよう。1年で人ではなくアプリだけを使って、私はどこまでスペイン語を理解する様になるのだろう。未知の旅へ出発!



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なみお
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