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どんなに良い人でも

 ふと思い出したことを書いてみる。
私は人間関係を出来るだけシンプルにしたいと思っている。自分の心が動いた人はどんな人でも関わりたいし、心が動かなくても人とは気持ちよく過ごしていたい。マウントとか疑いとかそういうのは出来るだけ排除して、その場その場で出会いを大事にしたい。

 そんな中で、私があまり関わりたくないと思う人のタイプがある。それは、相手によって態度を変える人。明らかに人にランクをつけて関わっている人。
 幸か不幸か、私は「この人と関わったら良いことがありそう」という立場になることが多い。それは、私が英語講師だから。教育のプロとして扱われることが多いからだ。でも話していたら、見えてくるものがある。それは、自分にとって価値がなさそうに見える人に対しての敬意の無さ。
 時にそれに気付いて距離を置きたくなる。私に対していくら良い人でも。いやむしろ、こんな風に私を大切にしてくれていても、私を無用だと思った瞬間にバッサリ関係を断つ人なんだろうな、と想像出来るから余計に怖い。

 私は自分にとっての損得で生きたくないと思っている。人を崇めるのも嫌だし、崇められるのも性に合わない。

 あなたならどう考えるかな〜って思ってた、と気軽に話せるごく少数の人たちを面白がっていたいと思う。それが私の人間関係。

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なみお
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