ひとり花見
我が子の入学式に出ることと、生活環境のサポートのために東京へ。まだついていなかった照明器具を取りつけたり、冷蔵庫や洗濯機の受け取りを一緒にしたり、近所の美味しそうなお店を探検したりして帰ってきた。
大学も行って良かった。とても素敵な環境で、定番の「入学式」看板の前での写真撮影の時も前後の方々と写真の撮り合いっこをした。素敵な親子ばかりで、とりあえずホッ。
それと共に出てくる感情。安心感ばかりではない。
朝起きると、家に我が子がいない。毎日一緒に立っていたキッチンに一人。心がくしゅくしゅしてしまう。でも、きっとこの時期も過ぎれば私たちはそれぞれの新しい生活に慣れていく。ゆっくりと。
だからこそ、くしゅくしゅの心を味わい尽くそうと、お弁当を持ってひとり花見に出かけた。家の近くの公園。親子連れのお友達同士が一組いるだけで、静か。
ちょっと賑わった場所に行こうかとも思ったけど、この規模で良かった。キャッキャと遊ぶ5-6人の子どもたちが自分の子どもたちと重なる。あの親たちも、いつかこうして一人になることは想像も出来ない程慌ただしく子育てしているのかも知れないな。
大事なのは今。いつもそう思ってきた。その楽しい今の積み重ねに支えられて、今を生きている。楽しい思い出がいっぱいあったから、今もこんなに穏やかな気持ちでいられるのだと思う。
しばらく本も読みたくない気分だったけど、また読み始めた。
私の新しい日常が始まる。
新しい「今」を大切に積み上げていく。
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