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日々こつこつ小説 〜わらしべ長者になりたくて 第二話

はぁ~。

ゆうは家に戻ると深いため息をついた。

『なかなかうまくいかないもんだな』

『傘を必要としてる人が現れたのが救いだったな
あの人に感謝。』

ゆうは自分の浅はかさを思い知ると共に、どこか優しい気持ちに包まれていた。

その日、夢の中でもあの人が微笑んでいた。



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