②♯1ヤドカリ式ダボダボの見つけ方(ダボダボの図を描く)

「やあ!改めて僕はヤドカリのタロー。よろしくね!」

「僕のクラスは、働くことをおもしろくするための基礎を学ぶよ!」

「本は読んでくれたかな?読んでない人はちょっとわからない言葉が出てくると思うから、興味があったら読んでみて!」

「じゃあ、さっそく授業に入ろう!」

「このクラスの、ゴールは、君がほんとうにやりたいことをみつけること!なみのり教室風にいうとしっくりくるダボダボを見つけることだね!そのためのヒントについて学んでいくよ!」

「ダボダボについてよくわからない人は、本の2時間目を見てみてね!」

「ほんとうにやりたいことを見つけるためには、まず、君が今やっている仕事について、ダボダボの図を書いてみることが重要なんだ!どこへ行こうとも、いま自分がどこに立ってるのかを知ることはとても大事だからね!」

「今回の課題は、君のダボダボを描くことさ!課題に取り組むにあたってのポイントを伝えておくよ!」

ポイント
1.本心で書く。
2.ありのまま、考えついたことはもれなく書く。
3.誰にも見せなくていい。

「ポイントはこの3つ。誰かに見せるわけじゃないから、かっこよく書く必要なんかないよ。」

「この課題で最も大切なことは、自分と対話すること。実は、1日の中で自分と対話する時間がとれていないことが多いんだ。雑事に追われたり、漠然とスマホを見たりしてね。」

「己を知る。」

「ほんとうにやりたいこと。しっくりくるダボダボを見つけるためには、自分との対話が不可欠さ。その対話の広さと深さが、ダボダボを見つけることにつながる。もちろん頭で考えるだけじゃ見つからないんだけどね!それはおいおい学んでいくよ!」

「具体的なやり方は、紙とペンを使うこと!」

「パソコンやスマホを閉じて、紙とペンをだして、書き殴るんだ!紙をボコボコにしてやるんだ!」

「紙とペンを使う理由は、ペンフィールドってニンゲンがつくったホムンクルスってやつで説明ができるよ!それは手と口がやたらとでかい人形みたいなやつなんだけど、見たことあるかな?」

「ホムンクルスについて細かい説明は、大幅に大幅に、省いて超ざっくりいうと、手を使うと脳みそがとっても働くんだ!手を使うと感情にも大きな影響を与えるらしいから自分との対話にはもってこいさ!すごくざっくりした説明だから、興味がある人は、自分でちゃんと探求してみてね!」

「ちなみに、なみのり教室ではあんまり詳しい説明はしないからね!自分で調べるプロセスは、働くことに、もろ繋がってる。それに、そのプロセスこそが君の血となり肉となる。引き出しの宝物となる。それに、調べて知るっていうそのおもしろさを奪いたくないんだ!」

「話は逸れたけど、とにかく。自分と対話するときは、紙とペンが最も効果的!もやもやしたときなんかもやってみて!できれば毎朝10分でもいいから、紙に思いを吐き出すことをおすすめするよ!」

「すると、いつか、かならず、爆発する。君の思考がぐるぐる巡りだす。そしてダボダボは循環し始める。」

「そんな君と宴で話すのを楽しみにしてるよ!」

課題
『現在の自分の仕事について、ダボダボの図を書いてみる』

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