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「延命治療をやめる」という決断

この投稿は、私の気持ちの整理のために投稿します
おそらく、夫の死についての
最後の投稿になるかと思います
あくまで個人的選択ですので
立場によって皆さん
自分の選択をされるべきものだと
思っていますので
ご承知のうえお読みください

たかしさんは、治療終了後も
定期的に血小板などの輸血をしていました
ガン化したリンパ球が悪さをして
正常な血球を生産するのを邪魔していたのです

でも輸血は体への負担は大きく
輸血した日はとても体調が悪そうでした

さらには年末の退院の後
1月2日に再入院となったことをきっかけに
リンゲルの点滴も始めました
腫瘍が物理的に左の腎臓を圧迫し
腎機能が低下していたからです

それで最初の1週間は
腎機能の数値も回復し
かなり病状が良くなりました

輸血も補液も
確かにやった甲斐のある治療でした

ですがどちらも本人にとっては負担が大きく
1時間おきにトイレに行きたくなり
まとまった時間眠ることができず
一日中点滴スタンドを持って
何度もトイレとの間を往復する毎日

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