【海外大学院】正規入学の出願決意と準備のタイムスケジュール
海外大学院生(正規入学)の波こさじです。大学院、さらに海外の学校となると分からないことや不安も多いですよね。
就活か院進か悩んでる…海外だと日本と勝手が違ってよく分からない…などなど。私も本当に色々悩みました。
そこで、この記事では私のスケジュール感と準備したことなどをシェアします~
全体の流れ
9月入学に向けた、全体の大まかな流れは以下の通りです。
大学院進学の背景
私は文系女子ながら元々「大学院に行くのもいいな。」と思っていました。大学院は遠い世界ではないと思っていました。実際、文理問わず多くの友人も院進してます。交友関係、家庭環境的にも念頭に浮かびやすかったのだと思います。
しかし、ギリギリまで就活か院進かで悩みました。海外を考えていたこともあり、大学卒業後の空白期間や、合格するかという不安、日本社会のレールを外れる焦燥感、海外で上手くやっていけるのか…でも挑戦しないと一生後悔する。と思い、複雑な気持ちを抱えたまま、大学院進学の決意と準備をすることになりました。
大学3年
私は就職と進学を悩んでいたので、就活も一応していました。サマーインターンに参加したり、企業研究やガクチカを書いたりもしました。しかしやっぱり院進したいと思い、就活解禁日といわれる3月1日に就活をやめました。
と、同時に卒論を本格的に書き始めました。院進するなら卒論は必須だろうと考えていたので、就活と並行し一応準備をしていました。しかし、大学院後意外とみんな学士論文を書いてないことを知りました笑。しかし、私は学士論文を書いた経験は、大学院申請、そしてその後の大学院生活で大いに役立っていると感じています。大まかな流れや、産みの辛さ😀を先に味わっておくのは、それなりに価値があると思います。
大学3年冬
卒論執筆開始
卒論を本格的に始めます。出願時に卒論を提出しなかったものの、卒論は自己PRや研究計画書のベースになりました。卒論を執筆していなければ、出願すらできていなかったと思います。
また、学士論文を執筆している過程で、自分の興味が次第に明確になっていくのを感じました大学院の申請はもちろん、入学後も「自分の研究したいこと」を明確に持てることが大事だなと思います。なんとなくで大学院に入ると、「研究したいことが決められない」と指導教授を見つけられない、執筆が始められません。
大学4年
語学試験
大体の学校は語学能力の要求があると思います。試験日程も限られている&成績証明書の発行もすぐではないので、それらを踏まえて早めに受けましょう。
夏まで・大学院調べ
必要書類を用意するのに時間がかかることも多いので、早めに志望大学院決定&締め切り確認しましょう。エージェントに頼るのも1つの手だと思います。
私は卒論執筆と並行して大学院調べをしていたため、かなり時間がかかってしまいました。
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秋・書類作成
私は書類作成がかなりギリギリでした。卒論に追われ、秋ごろからやっと本格的に始めました…卒論の締め切りと重なり、時間的にも精神的にもかなり余裕がなかったです。研究計画書は卒論を基に想像より早くできました。しかし、形式の要求もなくかなり自由ゆえに正解が分かりませんでした。また、中国語での提出なので、日本語下書き→中国語に翻訳、という工程もあり時間はかなりかかりました。
奨学金
大学院出願前に出す奨学金が多いです…私は出願前に全く余裕がなかったため、出願後に奨学金を探し始めました…その時に、出願前の奨学金が多いことに気づきました😢大学院出願後(大学4年冬~大学院入学前春)でも間に合うものもありますが、余裕がある方は早めに奨学金探しを始めることを強くおすすめします。
海外3年目に突入して
大学院生活が始まったばかりの時も、最初は不安だらけで、慣れないことばかりでした。勉強してきたはずなのに、語学も分からない、現地学生と比較しては自分の能力の無さを嘆きました。生活も、住居も、ごはんも全てが慣れない中で悩みばかりでした。
しかし、自分に期待しすぎるのをやめたらとても楽に、そして大学院生活を楽しめるようになりました。語学がネイティブに敵わないのは当たり前だし、文献を読むのが遅いのも当たり前。誰一人頼れる人がいない外国に、単身で来ただけですごいのだ、と自分に言い聞かせました。
今では中国語はもちろん問題なく、現地企業でインターンをしたり、様々な団体のイベントに参加したり。論文に忙殺される日々ではありますが、それでも楽しいと感じられますし、悩んだ結果海外に飛び出てよかったなと思っています。
どこかで誰かが言っていました。「迷うのなら、勇気のいる方を選びなさい」と。捨てる方が勇気がいるなら捨てる、外に出る方が勇気がいるなら外に出てみる。
みなさんの夢が叶いますように
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