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「好き」はすぐに見つからないからこそ、立ち止まれるように始める

「好きを仕事に」とよく言われるけれど、そもそも自分の”好き”が何かなんて、そんなに簡単にわかるものじゃないですよね。

私自身も、「好き」と「得意」を見つけるまでに試行錯誤を繰り返し、気づけば2年くらいかかっていました。

たとえば、私はスプレッドシートで関数を組んで、データが綺麗に整うのを見るのが好き。時間があればずっとやっていたいくらいです。

でも、なぜそれが好きなのか?と考えてみると、単に整理することが楽しいのではなく、正しい情報をシームレスにシェアできることで、無駄な作業を減らし、もっと価値のあることに時間を使えるから。

それに気づいたことで、今ではオペレーションの構築や仕組みづくりを仕事にするようになりました。

でも、最初から「これだ!」と確信を持っていたわけではありません。いろんなことに挑戦して、合わなかったものを手放しながら、少しずつ道を見つけていったんですよね。

だからこそ、最初から「これが私の天職!」なんて思えなくても大丈夫。

むしろ、好きなことなんてすぐには見つからないのが普通なんです。だからこそ、「違うかも」と思ったときに立ち止まれるようにしておくことが大事だと思っています。

今日は、そのことについて書きたいと思います。


「違ったら戻れる余白」を持っておく

新しい仕事を始めるときも、いきなり全振りするのではなく、まずは小さく試してみる。

副業でやってみたり、ボランティアや短期プロジェクトに参加してみたり。

いきなりフルスロットルで突っ込むのではなく、「違ったら戻れる余白」を持たせておくことで、無理なく方向転換できますよね。

私自身も、副業から小さく仕事を始めて、「フリーランスになる!」と決めたのは、副業の収入が会社員の収入を上回ったときでした。

先に試していたからこそ、自信を持って次の一歩を踏み出せたんです。

「好き」は、やってみないとわからない

「これが好きかどうか」は、実際にやってみないとわからないもの。

たとえば、「Instagramを見るのが好きだから、運用代行の仕事をしてみたい」と思ったとします。

でも、実際にやってみると、投稿作成よりも数値分析のほうが多くて、「思っていたのと違った…」と感じることもあるかもしれません。

頭の中で考えているだけでは、想像と現実のギャップには気づけません。

だからこそ、「とりあえずやってみる→振り返る→続けるか考える」というサイクルを回すことが大事。

もし「違うな」と思ったら、潔くやめて、また別の方向を試してみればいいんです。

柔軟に方向転換をして、キャリアの選択肢を広げる

この柔軟性があると、キャリアの選択肢もぐっと広がります。

無理に「これが天職だ!」と決めつける必要はありません。実際にやってみて違ったら、また方向を変えればいい。

そうやって試行錯誤していくうちに、少しずつ「好き」の輪郭がはっきりしてくるものな気がします。

もし今、「好きなことがわからない」とモヤモヤしているなら、まずは小さく始めてみる。

そして、定期的に「これ、本当に楽しい?」と振り返る。

そうやって「違うかも」と思ったときに立ち止まりながら進んでいくことで、きっと本当にやりたいことが見つかっていくはずです!

読んでくださり、ありがとうございました!

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