
フリーランス、「私だったら?」で主体的に考え、「この人だったら?」でクライアントに寄り添うのが大事だと思う話
フリーランスのオンライン秘書の仕事では、ただ指示を受けて動くだけではなく、クライアントの期待を超える価値を提供することが大事。これは全てのフリーランスにいえることで、これからの時代、AIの台頭によりますます求められるようになってくるのではないでしょうか。
そのために私が大切にしているのが、「私だったら?」と「この人だったら?」の2つの視点です。
今日は「私だったら?」と「この人だったら?」の2つの視点について書きたいと思います。
自分ごととして捉える「私だったら?」
この問いは、自分が主体的に考え、仕事の質を高めるためのもの。
たとえば、タスク管理一つをとっても、「ただ登録するだけではなく、クライアントが見やすい形になっているか?」「優先順位がわかりやすいか?」と考え、より良い形に整える。
請求書を作るときも、「このフォーマットなら見やすいかな?」「ミスを防ぐために、ダブルチェックの仕組みを入れた方がいいかも?」と、相手が受け取ったときのことを想像して調整することを意識しています。
自分ごととして捉えられるようになると、自分が経験する以外にもつい体系のような形で学ぶことができますし、自分自身の成長になります。また、別のクライアントに提案ができるきっかけになる場合もあるのでオススメです。
クライアントに寄り添う「この人だったら?」
一方で、「この人だったら?」の視点は、クライアントに合わせた対応をするために不可欠です。
大前提、クライアントごとにコミュニケーションのスタイルや、心地よい仕事の進め方は異なります。
たとえば、「このクライアントはテキストチャットよりも、定例MTGでまとめて話したほうがスムーズかな?」とか「細かく報告するより、結論ベースで伝えたほうが合っているかも?」と、
相手のスタイルに合わせて言葉遣いやトンマナを調整することが重要です。
このスキルは絶対にAIには代替されないスキルだと思います。
私は、クライアントを勝たせるためには、クライアントになりきることが必要だと考えていて、この視点を繰り返し意識し、「憑依するレベルで相手を理解できるようになる」と、
最終的には「いい感じに仕上げて」といった曖昧な指示でも、その意図を汲み取れるようになってきます。
でも、それができるようになるには、やっぱり時間と信頼関係が必要で。
おそらく、最初の2〜3ヶ月は試行錯誤しながら、クライアントの考え方や好みを理解していく期間になります。
短期間で完璧に寄り添うのは難しくても、積み重ねていくことで「まさにこうしてほしかった!」と思ってもらえる仕事ができるようになります。
おわりに
この2つの問いを持ち続けることで、オンライン秘書の仕事は単なるサポートではなく、 クライアントの右腕として、より戦略的に動く力が自然と育まれます。
自分の視点を持ちつつ、相手に寄り添うことで、ただの秘書ではなく「ビジネスのパートナー」として信頼される存在になれる。
この2つを繰り返しながら、クライアントが本当に求める仕事ができるオンライン秘書であり続けたいなと思います。
ぜひ、意識してみてくださいね!
読んでくださり、ありがとうございました!